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藤原システム点火

2022.03.12日(土)

友人より電話があった。今、「童謡ふるさと館」に向かっている。

藤原さんが試運転しているので、見(聴き)に行く途中だと言う。

来ないかと言うお誘いである。

どうせ(年中)暇なので、行くことにしました。

                広い 高い

              これは良かった

ジャンルは現代音楽だろうか。打楽器中心。

キレがある。抜けが良い。

ラックに組み込まれている機器

一番上の白いものが フォノイコライザー RIAAカーブ他、何種類のカーブが切り替え出来る。

LPレコードが出てきた当初はRIAAカーブ以外も複数の方式が混在していた。レコード盤自体へのカッティングも複数あった。

二番目はプリアンプ(日本製?)。三番目はプリアンプ用電源。その下には影に隠れて見えませんが、2台ある。移動劇場向け業務用パワー・アンプ2台(RCA製?)

 

    RCA業務用ダイレクトターンテーブル アームはWE純正 と改造品

ターンテーブル周りの木製ベースは藤原さん作。業務用ターンテーブルの無骨さと上手くマッチしている。

藤原SPシステムは古いWE(ウエスタンエレクトリック)製のパーツを用い、エルタスがリファインしたものです。

簡単に藤原WEシステムと言ったことがありますが、今はあえて、藤原(オーディオ)システムと呼ぶことにします。

いくら当時の最高パーツを使ったWEであっても経年劣化は大きい。特に稼働部である振動板は

WEオリジナル製品は貴重。文化遺産とも言える。

でもね、クラシックカーは整備しなければ乗れないと言う事実があります。

オーディオ製品も同じです。

劣化が少ないのは、真空管、トランス、抵抗類でしょうか。コンデンサーは容量抜けを起こしているでしょう、

 

あ、そういえば、藤原さん「配線はWEの一番古いのが良い」って言ってました。

電線(伝染)病に罹ってしまったらしい。

 

            童謡ふるさと館ホール

 

      童謡ふるさと館より見上げた「草木ダム」

 

例年開催されている「レコードコンサート」は未定だそうです。

コメント一覧

kamekutobu3
メモ
愛用の全段差動300Bプッシュプルアンプにも古いWEの線を使っています。
製作者によれば味付けに使ったとか。但し、信号線ではありません。
信号線は銀線を使っている。これも電線病?
銀は全ての金属の中で一番抵抗が小さいのです。でも錆びるという欠点がある。次は金線を使ってみたい。きっとキラキラと眩い音がするに違いありません。
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