「麗しの真空管アンプ講座」講師製作 超小型真空管アンプ
「麗しの真空管アンプ」と対をなすものと思う。
ベースはチーク材、その上に銀箔で覆ったアルミシャーシーを載せている。
セレクター、ボリュームは黒檀?
セレクター、ボリューム位置が分かるように貴石を埋め込んでいる。
オン状態では、ブルーのLEDがクッキリ灯り、真空管の仄かな灯りが美しい。
古風と現代がミックスしているのが面白い。
寝室でバロックを小音量で鳴らすのにピッタリと思います。
出力管:CKR-684C (規格不明) ドライブ管:松下 12X7
出力トランス:タムラ製
今は希少となったタムラトランス。小さいながらも存在感があります。
小型化優先の設計なので電源部は半導体整流です。
保護用ボンネット:チーク材
チーク材は硬い。日曜大工の工具では歯が立たない。
近所にある家具屋さんにカットと組み立てを依頼しました。
これに合わせたスピーカー
直径8cm位のフルレンジスピーカー 平面バッフル付き
スピーカーユニットは多分ジェンセン アルニコマグネット仕様
スピーカーユニットは平面バッフルから宙に浮いた状態で取り付けられている。
バッフル鳴りを抑えるのが目的です。
スピーカーユニットとスピーカーコードの接続はカシメ構造。ハンダは一切使っていない。
ボーカルと室内楽を小音量で楽しむにはこの組み合わせで十分と思う。
これでなければ聴けない音楽もある。
手元に置いて愛でる真空管アンプです。