「県展」会場の群馬県立近代美術館。
幾何学模様が美しい。
設計者:磯崎 新
1975年、磯崎新は群馬県立近代美術館の設計で第27回日本建築学会賞(作品)を受賞した。日本を代表する建築家。
○後記
県立近代美術館の話ではないけれど、
あっちこっちで、今後、郷土の遺産ともなり得る建築物の取り壊しの話が出ている。
耐震補強、経年劣化、維持費等・・・確かに、お金は掛かる。
コストパフォーマンス論。
覆水は盆に返らず
群馬県は少し前まで国宝はなかった。
群馬県国宝第一号は「富岡製糸場」
世界遺産に指定されて、後追い認定された経緯がある。
当時の面影を残せたのは一企業(片倉製糸)の長年の努力があった。
熱し易く冷め易いと言われる県民性があるのだろう。
いや、日本国全体にあるのかもしれない。