上北沢暗室雑記帳

写真に関するよしなしごとを

写真展巡り08/05/10

2008-05-12 01:00:28 | 写真展
◆国画会写真部創設70周年記念女子グループ展/十人十色・一瞬の心もよう/オリンパスギャラリー東京
 歴史ある美術団体の写真部門の女性有志によるグループ展。ベテランの技術と手間暇を感じさせる立派な作品群に圧倒された。
◆榎本敏雄/薄明の記憶・京都/gallery bauhaus
 バウハウスには初めて行ってみたのだが、地下階と2層になったかっこいいギャラリーだった。
 展名のとおり、夜とか雨とか室内とか、モノクロームの冴える薄暗いシーンの京都。自然と硬くなるせいか、白の方のトーンが詰まった感じで独特のトーン。雨に打たれ水たまりに映る満開の桜が印象的だった。
◆田中徳太郎/白鷺/JCIIフォトサロン
 40歳で国鉄を退職し写真店を営む傍ら、45歳の1954年から浦和市郊外の野田の鷺山のしらさぎを撮り始め、メトロポリタンに収蔵されるほどの名作を残して1988年頃に他界した作家なのだそうだ。展の冒頭には中村征夫がことばを寄せていた。
 会場にも飾ってあった特注の超望遠レンズで撮ったのであろう白鷺の超アップもさることながら、子供の乗る自転車や三輪車のハンドルにとまったりして人々と戯れる白鷺の姿に驚いた。
◆Indonesia Japan Photo Exhibition 2008/JCIIクラブ25
 現地の人々が撮ったこの10年のインドネシアの写真100展。撮りに行ってみたくなる巧い写真が多くて、バリしか知らない身には見応えがあった。


バウハウスの榎本敏雄展に置いてあった携帯傘袋。
おもしろくて1個もらってきた。使うのがもったいない。
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