大塚

　床屋というものはなかなか替えづらいもので、学生時代に住んでいた大塚の床屋に、恥ずかしながらいまだに通っている。かねてから改修工事中のＪＲ大塚駅、先週降りてみたら、南北自由通路が完成していた。広い。


　みどりの窓口や改札口があった辺りはまだ鋼板塀の中で、工事は当面続くようだが、２階建てのちいさな駅舎がなくなってすっかり景色が変わったのにはちょっと感慨が。
　駅の改修の話を何年か前、やはり床屋で聞いて、着手前の写真をわざわざ撮ったはずなのだが見あたらないので、89年の昭和天皇崩御のとき半旗がめずらしくて撮ったものになってしまうが、その翌春にチャレンジ２万キロ完乗の表彰をしてもらったのがこの駅舎の２階の事務室。背後のビルの１棟が、20年前からあったのだとわかる。


　駅リニューアルについては駅南口商店街のサイトが詳しい。従前の写真もいいのが載っている。

　目白方面の都電沿いにある大塚台公園の木々がいい感じに色づいていた。




　すっかり埃を被っていたかみさんのズミルクスを初めてカラーで使ってみたのだが…、思いのほかシャープな印象は、レンズの性能なのかデジタルプリントの特性なのか…。