上北沢暗室雑記帳

写真に関するよしなしごとを

富山⑦

2006-11-01 00:03:00 | テツ
 翌10月28日、ちょっと早起きして8:13発の富山地方鉄道本線の各停で宇奈月温泉へ。冬のような日差しの中、もと京阪電車の特急テレビカーに揺られること1時間半。いい味に古びた駅が次々と現れた。
 宇奈月からは黒部峡谷鉄道で紅葉狩り、のつもりだったが、2時間後の便まで満席とのこと。切符売り場で即座に断ってしまったが、富山から片道1700円もかけてここまで来たのは惜しいし、こんなローカル線の末端で乗り残しが出るのもいやらしい。しかしこの繁盛ぶりならなくなる心配もなさそうなので、またの機会に温泉もセットでしっかり観光に来よう。12両のトロッコがジジババで満席なんて時期は避けてね。どうせ今回だけでは地鉄全線には乗り切れないし。とは言え、この好天気にさぞかし紅葉は映えたことだろう、2時間待って往復しても帰りの東京行きには余裕で間に合うのに…、などとと逡巡しているうち、地鉄の折返し便は出てしまい、もう一時間ほど宇奈月温泉界隈を徘徊したり地ビール飲んだりして時間を潰すことになった。
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黒部 (ながせたつじ)
2006-11-12 19:33:58
富山のところに書いた研究室のゼミのゼミ旅行で、黒部に行ったことがあります(富山にいたのと同じ、ソ連崩壊の年でした)。
新潟から白鳥で(自由席なのでしょぼかった)。
なぜか帰りに乗った列車のことは全く覚えていません。
富山地鉄の電車が元京阪というのが、関西出身の先輩に妙に受けていました。
黒部峡谷では、研究室特権ということで、確か片道のみ工事関係者専用の混合列車(!)にのったのを覚えています。何せ客車が観光用ではなくて、本当に軽便スタイルのちっちゃなロングシート車でしたから。
もう片道は定期列車でしたが、晩秋で寒かったため、2両に分乗したうちの、オープン車にのった連中は見事に凍えていました(私は嫌な予感がしたので密閉車の方に)。
見た目は観光トロッコですが、その実本格派軽便軌道の黒部峡谷です。
路線を観察していると本当に面白いです。
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