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朝の光(聖書の言葉)

哀歌 3章 解説  2018-08-26

  哀歌

  
哀歌にはその著者が誰であるのかは

書かれていませんが,

預言者エレミヤが

哀歌を書いたという説が一般的です。

 
哀歌の著者が

バビロン軍のエルサレムへの侵略を

目撃しているという事実からも,

エレミヤが著者である

可能性が高くなります。

(2歴代誌35:25,

36:21,22)

 
哀歌が書かれたのは

エルサレムが滅ぼされた頃,

紀元前586-575年頃です。

 
ユダが悔い改める様子もなく続けた

偶像崇拝の結果,

神はバビロン軍が

エルサレムを侵略,略奪し,

燃やして破壊することを許されました。

 
それまで400年もの間

建っていた

ソロモンの神殿も燃え尽きました。

 
これらの出来事の目撃者である

預言者エレミヤが,

ユダとエルサレムに起こった出来事を

悔やむために書いたのが哀歌です。


 
 哀歌は,

エルサレムの滅亡を嘆いた歌を

集めています。

 
 エレミヤが,神の恵み,

あわれみ,真実を書きました。
 

 ○

 
 わたしのたましい
 
(哀歌3:17-21)

「私のたましいは平安から遠のき,
私はしあわせを忘れてしまった。
私は言った。
『私の誉れと,
主から受けた望みは消えうせた』と。
私の悩みとさすらいの思い出は,
苦よもぎと苦味だけ。
私のたましいは,
ただこれを思い出しては沈む。
私はこれを思い返す。
それゆえ,私は待ち望む。」

 
 ○


  
主のあわれみと真実
 
(哀歌3:22-24)

「私たちが滅びうせなかったのは,
主の恵みによる。
主のあわれみは尽きないからだ。
それは朝ごとに新しい。
『あなたの真実は力強い。
主こそ,私の受ける分です。』
と私のたましいは言う。
それゆえ,私は主を待ち望む。」
 

エレミヤの苦難は,

主を待ち望むところから来ます。


 ○

 
 ♪ 「父の神の真実は」

(Great Is Thy Faithfulness)

(新聖歌20)

 
「主の 真実はくしきかな 
迷い悩むこの身を
とこしなえに変わらざる 
父の許に導く
大いなるは主の真実ぞ  
朝に夕に絶えせず
御恵みもて支えたもう  
たたえまつらんわが主よ」
 

○ 


 
♪ 「朝静かに」(新聖歌334)
 
「朝静かに
この一日の御恵みを祈りおれば
わが心にあふれくる
主イエスのやすらぎ」
 
 
 
 
主のいつくしみ
 
(哀歌3:25)

「主はいつくしみ深い。
主を待ち望む者,
主を求めるたましいに。」
 

主は,エレミヤに

「いつくしみ深い」方として,

現れます。
 
 
 

 

 

 

 

2018-08-26


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