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朝の光(聖書の言葉)

創世記12-32章 アブラハムーヤコブ 2018.10.3. (2)


 創世記12-22章 アブラハム 解説


「信仰の父」と言われる

アブラハムについての記述です。




アブラハムの旅立ち


(創世記12:1-3)

「時に主はアブラムに言われた,
『あなたは国を出て,
親族に別れ,父の家を離れ,
わたしが示す地に行きなさい。
わたしはあなたを大いなる国民とし,
あなたを祝福し,
あなたの名を大きくしよう。
あなたは祝福の基となるであろう。
あなたを祝福する者をわたしは祝福し,
あなたをのろう者をわたしはのろう。
地のすべてのやからは,
あなたによって祝福される』」。
(口語訳)


アブラハムの召命の記事です。


創世記3:15の約束された

救い主(キリスト)は,

アブラハムの子孫から

出るというものです。


神はアブラハムを召し,

この地の祝福の基とされます。


アブラハムの生涯は,

救いは信仰によるという預言です。




主と契約


(創世記15:5)

「彼を外に連れ出して仰せられた。
『さあ,天を見上げなさい。
星を数えることができるなら,
それを数えなさい。』
さらに仰せられた。
『あなたの子孫はこのようになる。』」


神とアブラハムとの約束(契約)です。


新約聖書では次のように言っています。



(ローマ4:18 口語訳)

「『わたしは,
あなたを立てて多くの国民の父とした』
と書いてあるとおりである。
彼はこの神,すなわち,
死人を生かし,
無から有を呼び出される神を
信じたのである。
彼は望み得ないのに,
なおも望みつつ信じた。
そのために,
『あなたの子孫はこうなるであろう』
と言われているとおり,
多くの国民の父となったのである。」



(ヘブル11:12 口語訳)

「このようにして,
ひとりの死んだと同様な人から,
天の星のように,
海べの数えがたい砂のように,
おびただしい人が
生れてきたのである。」





(創世記15:1)口語訳 

「これらの事の後,
主の言葉が
幻のうちにアブラムに臨んだ,
『アブラムよ恐れてはならない,
わたしはあなたの盾である。
あなたの受ける報いは,
はなはだ大きいであろう』」。




(創世記15:5,6)口語訳 

「そして主は彼を外に連れ出して
言われた,
『天を仰いで,
星を数えることができるなら,
数えてみなさい』。
また彼に言われた,
『あなたの子孫は
あのようになるでしょう』。
アブラムは主を信じた。
主はこれを彼の義と認められた。」




アブラハムの信仰


(創世記15:6口語訳)

「アブラムは主を信じた。
主はこれを彼の義と認められた。」


アブラハムは,

神を信じることによって,

義とされました。


☆彡


(創世記15:5-7口語訳)

「そして主は
彼を外に連れ出して言われた,
『天を仰いで,
星を数えることができるなら,
数えてみなさい。』
また彼に言われた,
『あなたの子孫は
あのようになるでしょう』。
アブラムは主を信じた。
主はこれを彼の義と認められた。
また主は彼に言われた,
『わたしはこの地を
あなたに与えて,
これを継がせようと,
あなたをカルデヤのウルから
導き出した主です』」




アブラハムがイサクをささげる。


(創世記22:10-13)

「アブラハムは手を伸ばし,
刀を取って自分の子を
ほふろうとした。
そのとき,
主の使いが天から彼を呼び,
『アブラハム。アブラハム。』
と仰せられた。
彼は答えた。
『はい。ここにおります。』
御使いは仰せられた。
『あなたの手を,
その子に下してはならない。
その子に何もしてはならない。
今,わたしは,
あなたが神を
恐れることがよくわかった。
あなたは,自分の子,
自分のひとり子さえ惜しまないで
わたしにささげた。』
アブラハムが目を上げて見ると,
見よ,角をやぶに引っかけている
一頭の雄羊がいた。
アブラハムは行って,
その雄羊を取り,
それを自分の子の代わりに,
全焼のいけにえとしてささげた。」


この箇所は,

新約聖書では

次のように言っています。



(ローマ9:7)

「アブラハムから出たからといって,
すべてが子どもなのではなく,
『イサクから出る者が
あなたの子孫と呼ばれる。』
のだからです。」



(ローマ4:21)

「神には
約束されたことを成就する力が
あることを堅く信じました。」


アブラハムは,

神が代わりのいけにえを

備えてくださるか,

イサクを生き返らせてくださると

信じていました。



(ヘブル11:17-19)

「信仰によって,アブラハムは,
試みられたとき
イサクをささげました。
彼は約束を与えられていましたが,
自分のただひとりの子を
ささげたのです。
神はアブラハムに対して,
『イサクから出る者が
あなたの子孫と呼ばれる。』
と言われたのですが,
彼は,神には人を死者の中から
よみがえらせることもできる,
と考えました。
それで彼は,
死者の中から
イサクを取り戻したのです。
これは型です。」


☆彡



この後,

イサク,ヤコブ,ヨセフの話が続き,


イスラエルの民は,

エジプトに行きます。



○ ○



創世記23-36章  

 (イサク,ヤコブ) 解説



イサクとリベカの結婚


(創世記24:19)

「彼に水を飲ませ終わると,
彼女は,
『あなたのらくだのためにも,
それが飲み終わるまで,
水を汲んで差し上げましょう』
と言った。
祈りは,すぐに答えられました。」


イサクの嫁取りの物語です。

リべカの信仰は,賞賛すべきものです。


(創世記24:58 口語訳)

「彼らはリベカを呼んで言った,
『あなたはこの人と一緒に
行きますか』。
彼女は言った,
『行きます』。」


☆彡


(創世記24:15-21 口語訳)

「彼がまだ言い終らないうちに,
アブラハムの兄弟ナホルの妻
ミルカの子ベトエルの娘リベカが,
水がめを肩に載せて出てきた。
その娘は非常に美しく,
男を知らぬ処女であった。
彼女が泉に降りて,
水がめを満たし,上がってきた時,
しもべは走り寄って,
彼女に会って言った,
「お願いです。
あなたの水がめの水を
少し飲ませてください」。
すると彼女は
「わが主よ,お飲みください」
と言って,
急いで水がめを
自分の手に取りおろして
彼に飲ませた。
飲ませ終って,彼女は言った,
「あなたのらくだもみな飲み終るまで,
わたしは水をくみましょう」。
彼女は急いでかめの水を水ぶねにあけ,
再び水をくみに井戸に走って行って,
すべてのらくだのために水をくんだ。
その間その人は
主が彼の旅の祝福されるか,
どうかを知ろうと,
黙って彼女を見つめていた。」




イサクは父に従い,

神を信じ,神に従順でした。


(へブル11:20)

「信仰によって,
イサクは未来のことについて,
ヤコブとエサウを祝福しました。」




ヤコブの選び


(創世記25:23)

「すると主は彼女に仰せられた。
『二つの国があなたの胎内にあり,
二つの国民があなたから分かれ出る。
一つの国民は他の国民より強く,
兄が弟に仕える。』」


イサクに双子が生まれました。

二人が生まれる前,

母のリべカに兄が

弟に仕えるという預言が

与えられました。


(ローマ9:11,12)

「その子どもたちは,
まだ生まれてもおらず,
善も悪も行わないうちに,
神の選びの計画の確かさが,
行いにはよらず,
召してくださる方によるようにと,
『兄は弟に仕える』
と彼女に告げられたのです。」



(ローマ9:16)

「事は人間の願いや
努力によるのではなく,
あわれんでくださる神によるのです。」





ヤコブのはしご


(創世記28:12 口語訳)

「時に彼は夢をみた。
一つのはしごが地の上に立っていて,
その頂は天に達し,
神の使たちが
それを上り下りしているのを見た。」


バベルの塔の物語は,

人間の力で

天に届く塔を

建てようとするものでした。


ヤコブは夢の中で,

神の使いが

地に向けて立てられているはしごを,

上り下りするのを見ました。


イサクはヤコブへの長子の権利を

認めていました。


このとき,

神がヤコブの長子の権利を

表明したのです。


ヤコブは,

この場所をベテル(神の家)と

名付けます。




イエスがこのはしごです。


すなわち

神からの恵みをうける通路であり,

神を知る通路です。


(ヨハネ1:51 口語訳)

「よくよくあなたがたに言っておく。
天が開けて,
神の御使たちが人の子の上に
上り下りするのを,
あなたがたは見るであろう。」


人から神に達しようとする努力は,

バベルの塔です。


神からわたしたちに

与えてくださるものが,

イエスのはしごです。


♪ 「主よ御許(みもと)に」

 (新聖歌510)  

1.
主よ 御許に近づかん
上(昇)る道は  十字架に
ありとも  など  悲しむべき
主よ 御許に近づかん

2.
さすらう間(ま)に  日は暮れ
石の上の  仮寝の
夢にもなお  天(あめ)を望み
主よ 御許に近づかん

3.
主の使いは  御空(みそら)に
かよう梯(はし)の上より
招きぬれば  いざ昇りて 
主よ 御許に近づかん

4.
目覚めて後  枕の 
石を立てて  恵みを
いよよ切に  称えつつぞ
主よ 御許に近づかん

5.
現世(うつしよ)をば  離れて
天がける日  来たらば
いよよ近く  御許に行き 
主の御顔を  仰ぎみん




ヤボクの渡し


(創世記32:24)

「ヤコブはひとりだけ,
あとに残った。
すると,
ある人が夜明けまで彼と格闘した。」


ヤコブはラバンの元を離れて,

故郷に帰ることを決めます。


ヤボク川は,

ガリラヤ湖と死海の中間で東北から

ヨルダン川に注ぐ支流です。


家族たちを先に渡した後,

ひとり残り,ある人と格闘します。


この人から,ヤコブは祝福を受け,

イスラエルと名をつけてもらいます。


そして,そこの土地を

ペヌエル(神の顔)と名をつけます。




ヤコブは狡猾でした。

苦難を通して,

神の聖徒とされていきました。


ヤコブは主の導きと,

2度天使に会うことによって,

肉の性質は砕かれ,聖められました。


(ローマ9:11-13)

「その子どもたちは,
まだ生まれてもおらず,
善も悪も行わないうちに,
神の選びの計画の確かさが,
行いにはよらず,
召してくださる方によるようにと,
『兄は弟に仕える』
と彼女に告げられたのです。
『わたしはヤコブを愛し,
エサウを憎んだ』
と書いてあるとおりです。」






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