実演記録38 昭和の紙芝居

12月20日(日)昭和の紙芝居 実演

折からの大雪と、会員さんの忌引き緊急不参加などがあり、直前までハラハラしました。広報のページはこちら

・時間場所
13:30~14:30 ほんぽーと中央図書館1階ビーンズルーム

・参加者
大人31名子ども20名の参加。(実演者は会員、男2女3)

・演目
『黄金バットナゾー編』『それいけアンパンマン』『おしゃれなねこさん』『鉄腕アトム火星たんけんのまき(上下)』『ジャングル大帝②パンジャの森へのまき』『ジャングル大帝③白い女神のまき』『おめんあてクイズ紙芝居』『にじになったきつね』『アンパンマンとかいじゅうアンコラ』

・舞台設定と道具
①引き出しつき舞台
会のYSさん製作。引き出しつきをなんとしても使いたかった。舞台、自転車とご本人を朝、自宅まで、ほんぽーとの方がワゴン車で迎えに行ってくださった。降り積もる雪の中、ありがとうございました。
ビーンズルームは出入り口側に壁があり、迷ったが、奥の窓の前にセットした。
スタンド下に板切れを敷いてあった。
荷台を挟むように、下に板切れを受け、ビスで止めてある。だから2人がかりでつけると取り付けが楽だそうだ。舞台そのものは重さにすると5キロくらいか。

②太鼓
楽天経由で2,600円位のものを、探して買った。Sさんに大きさを連絡して、舞台左下にぶら下げる金具をつけてもらった。これは戸棚をつるL金具です。板面にくっつかず少し離れた状態でぶら下がり、でんでん太鼓に似た「パカパカ」という甲高い音がでました。バチが、画面を指すのにとても便利でした。
 年齢的にカンをお持ちだと予想して、一番先にYSさんに黄金バットをやってもらい、「・・ああやって打つんだな」とちょっと真似することができました。

③拍子木
ほんぽーとのものを借りる。直前にハンドクリームをたっぷり塗った手で持ったものだから、なんだか脂染みがついたみたい。すいません。

④舞台の前面のお菓子
KSさんが事前に購入。「ヤッさんの紙芝居」の写真を引き伸ばして大切に持っておられ参考にしたようだ。お菓子はセロテープでとめておく。途中で一つ落ちた。
アンパンマンのイラスト画も用意されていたがインパクトが強いので、小さいお菓子を貼ることにした。

⑤照明
会のものを使用。舞台の前を引っ張ると、照明受けが引き出し状に出てくる(^^)!
床にあるさし込み口にコードがぎりぎり届いた。

⑥おみやげ引き換え券
私が作る。「おみやげひきかえけん」と、○に100円、と書いてコピーする。

⑦おみやげ
ほんぽーとが用意。型抜き、お菓子、香りつきミニ石鹸、小さいおもちゃ。これを終了後に配る。「ここで食べないでね」と言う。
クイズ紙芝居の景品は、社協さんからいただいたカンバッチ。数が子どもの数とぴったりだった。ちょっとあぶなかったな。

・その他反省など
①ぶら下げたお菓子もあげても良かったという声も。
②石倉は鉄腕アトムをほとんど覚えてやった。他の会員さんは、そうすれば子どもの顔をみながらやれるんだと、気づかれた様子。
登場人物やものの名前、間違えないように気を使った。ちょっと間違えた。「まちがえちゃった」と言って言いなおしたが、訂正するときももう少し要領良くできればよかった。脚本自体に「大尉」「大佐」「少佐」の肩書きや名前そのもの、が結構間違えて印字されている。文章的におかしい箇所や軍隊用語も難しく、下読みしながらせっせと頭の中で言い直して声に出して練習する。続き物なので分かるように説明を入れたり、なくてもいいところは省いたり、正味4日の仕事でした。
 ピンチヒッターでレオをやることになったTさんも、ちょっと説明しなくちゃわかんないよ、と最初に説明を入れた。

③間に、クイズなど、参加型紙芝居を入れて子どもが飽きないようにした。
④太鼓は普通は使えないが、イベントに使うといい。

⑤新人さんがのびのびとやってくださり、この方々が入会していなければできなかった事業だなと思った。人柄もこういう企画にぴったりでした。

⑥「いつでもどこでもだれにでも」というコンセプトで安心して脚本どおりにやる方、他に工夫を入れる方、お互いに干渉せずやっていければいい。

⑦ 雪が激しく降り出して、帰りが気になり反省会をしっかりやらずに解散してしまった。私も実演が終わるとほっとして記録を忘れてしまう癖がある。

⑧ 写真をいただいたり、受付を渡り廊下の入り口に作ったり、館内放送(どこまで入ったか不明)で案内してくれたり、館の方々には大変お世話になりました。

⑨鉄腕アトムの紙芝居は「宇宙に生き物がいると言い張って排除される人物」あり「マンガだロボットだと馬鹿にされるアトムの姿」があり、なかなか意味深でした。また、女の子が説明書を手にアトムを修理する場面に何気なくお笑いが入っていて(笑ってもらえなかったが)、センスの良さが感じられます。当たり前ですが、画面の進行方向も正しく描き込まれてしかも変化にとみ、「抜き」もやりやすかったです。でも・・・伏線が多くて、話が難しかった。しっかりゆっくり演じると間延びするような気がして、街頭系早口で語っていきました。太鼓のバチで指すことができて助かりました。
 意外と汚れもなく、紙もしっかりしていました。私が舞台に入れて練習をかなりしたので、紙の角が柔らかくなった・・かな。

⑩ 手塚ファンのお客様、街頭ファンのお客様と、当会のSさんが親しく話されていました。『紙しばい屋さん』『紙芝居がやってきた』『街頭紙芝居大系』など、街頭紙芝居関係の本が並べてあれば喜ばれたかな、と思いました。今回忌引き欠席の会員さんのために、またこの舞台が使えるように考えていきたいと思います。











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