図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
第58・59回五山賞
2022-01-04 / 資料
『子どもの文化』子どもの文化研究所/発行 の最新号が届きました。
五山賞の発表がありました。去年が無かったので2年分だそうです。
第58回(2019年度)五山賞特別賞は 『ちっちゃいこえ』アーサー・ビナード/脚本、丸木俊・丸木位里/絵「原爆の図」より(童心社)
同じく五山賞奨励賞は 『どんと来い!三途の川』折原由美子/脚本・絵 ときわひろみ/監修(雲母書房)です。
これは「三途の川のばばさ、後家入り」という民話を脚色したものです。NPO法人語り手たちの会の秋のおはなし会でも、どなたかが語るのを見ました。結末ですが、本の民話は、ばばさの顔に×を書いたとか、見世物の人形を壊したとかです。
けれど語りや紙芝居は、先立たれたおばあさんが元気になって遊び歩く、というようなオチです。こっちのほうが楽しいね。誰かが書き足したのでしょう。民話が変わっていく様子が見えてうれしいです。民話ですから、アレンジは可能ですね。
第59回(2020年度)五山賞は『三月十日のやくそく』早乙女勝元/脚本 伊藤秀男/絵(童心社)です。いま、リクエストをかけていますが、買ってもらえるか相互貸借になるか、わかりません。
去年、絵本の『焼けあとのちかい』半藤一利/文(大月書店)を学校で読み聞かせしようかと思いましたが、長いのでやめました。この代わりになるといいと思っています。
第6回右手賞は荒木文子さん、第4回堀尾賞は堀田穣さんでした。
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