5月22日(水)14時から前日の台風の様な大雨・強風の翌日の暑さが厳しくなった中、今年度の産別代表者会議が横浜市・ワークピアで37名が参加し開催されました。
代表者会議は3部構成でⅠ部は代表者会議、2部は講演会、3部は交流・懇親会として行いました。
第1部は峰事務局次長の進行により開催されました。
会長挨拶は永井会長が体調不良で欠席のため池田副会長から次の挨拶がありました。
ご苦労様です。副会長の池田です。
司会者から話がありましたように、永井会長体調不良につき欠席ですので代わりに一言ご挨拶申し上げます。なお永井会長は明日からでも通常の生活ができるとのことですのでご安心いただきたいと思います。
この令和第1回の産別代表種会議でありますが、2012年度の2013年5月から新田現顧問の会長時代より定例的に開催して参りました。今回で7回目となります。 各産別・単組とシニア連合が率直に意見交換をしながら意思疎通を図り連携し、それぞれの活動を充実させたいということで、計画されたものでありますが、本日もその目的が達せられればと思っております。
さて、神奈川シニア連合が現在までの取り組み経過や今後の課題、活動内容等詳細については後程事務局長から報告があると思いますので、私からは「政治と選挙」について触れさせていただき挨拶としたいと思います。
今、政治の世界では、こんな人が本当に国会議員なのか?というような発言が相次いで世間を騒がせています。つい最近も維新の丸山衆議院議員の北方領土問題をめぐっての戦争発言がありました。とんでもない発言だと思います。私も北海道の出身で、現役時代は毎年現地への返還集会にも参加しておりましたが、難しいと云われている返還が、これでまた遠くなるのかと思うと残念でなりません。本人は議員を辞める意志は無いようでありますが一日も早く辞職して貰いたいものであります。
次に、先般の統一地方選挙であります。結果については後程詳細話があると思いますので省略しますが今回の選挙の特徴として言われていますのは、全国的な傾向として、無投票の選挙区が従来に増して多かったということではないか。県議選では、広島では6/8が、京都では5/11が無投票となった。神奈川でも13/48であった。また神奈川では横浜市議選で戦後初めて神奈川区で無投票となった。私の選挙区、横浜中区では県会議員が無投票でありました。それだけなり手がいなくなってきているということかと思います。いずれにしましてもご苦労様でしたということだけ申しあげておきたいと思います。
国政では、安倍一強の政権が6年半も継続しています。政権はアベノミクスの成功により経済は順調に推移しているということで成果を強調していますが果たしてどうでありましょうか。
今年初めて国の予算は100兆円を超えました。(101兆4571億円)しかしその中身は、多くが借金で、国債や借入金の「国の借金」は2018年度末で1103兆3543億円にもなっています。
国民一人当たり(1億2623万人)約874万円の借金を抱えていることになります。2013年度から6年続けて1千兆円を上回っているわけです。この間消費増税もしてきたわけですが、確かに社会保障関連費など年々増えては来ていますが、その使い道に問題があると言わざるを得ません。社会保障関連費はだんだん削られる一方で、1000億円もする迎撃ミサイルイージスアショアの購入など無駄と思われる防衛予算の増大に努めています。また最近では安倍さんがトランプ大統領にミサイルを160発、349億円の購入を約束したとも伝えられています
また、政府は、先月、医療や介護、年金などの社会保障費を抑制するための政府の財政制度審議会の分科会に提起しました。
その内容は2022年度の団塊の世代が75歳以上になり医療・介護費用が急増するためとしていますが医療・介護では ①後期高齢者の医療費を2割に ②軽度の要介護者への生活援助サービスの効率化などまた、年金では ①在職老齢年金の給付見直し ②繰り下げ年齢を現在の70歳からさらに引き上げる等々いずれも給付抑制を見据えたものであります。
これらはいずれも来年の通常国会以降に提起される予定ということであります。
また、今の経済状況が続けば、大変変微妙になってきましたが10月には消費税が10パーセントに2パーセント上がる予定でありますが、変な軽減税率などを行わず、上げるのであれば当初の予定とおりこれら社会保障費に使われるべきであります。
いずれにいたしましても、これら特に高齢者の生活を脅かす政策をとり続ける阿部一強体制を断固阻止しなければ高齢者の生活は維持向上できません。このためには何としても7月の参議院選挙で国会における与野党の勢力を変えなければなりません。
しかし安倍政権の支持率は、丸山議員の戦争発言に見られますように、比較的若い世代に多いようですが、最近の調査でも40パーセント後半の比較的安定したものとなっています。
加えて、安倍総理の亥年選挙の悪夢の払拭ということから衆議院との同時選挙も現実味を帯びてきているようであります。
現在行われている通常国会は6月26日で閉会となりますが目が離せないわけでありますが、
このようなことを考えますと野党にとっては非常に難しい選挙となることが想定されます。
確かに、現在の野党には色々と問題はあります。しかし何としても与党の過半数割れを目指して頑張ってもらわなければなりません。
そして私たち退職者会も、活動は現役と行動を共にするということになっていますが,安倍一強体制を打ち破るために、連合神奈川が推薦する全候補者の当選を目指しそして最善の努力をシニア連合一丸となって進めていきたいと思います。
その他、政策や組織拡大等いろいろと課題はありますが事務局長の報告に委ねたいと思います。
今日は3部構成で進めていきますが半日ではありますが有意義な会合となるよう祈念いたしまして、会長の代理としての挨拶とします。よろしくお願い致します。
引き続き連合神奈川・米塚副事務局長から
連合神奈川代表挨拶並びに連合神奈川の活動報告として(要旨)「①第90回メーデーが各地で開催されタオル1本運動、フードバンクへの取り組みを行った②政策制度要求はシニアの提言を含めて取り組む③春闘は7割が妥結している④働き方改革は非正規を含めて取り組んでいる⑤自治体選挙は推薦候補90名中72名が当選した。
⑥参院選の神奈川選挙区は牧山ひろえ現議員と乃木涼介が推薦予定候補⑦組織拡大を行っている」等の報告がありました。
その後出席者の自己紹介があった後、東谷事務局長から
神奈川シニア連合の活動と今後の取組について次の項目の説明がありました。
Ⅰ,2019年度の主な活動の経過
1,神奈川シニア連合第27回総会
2,「介護保険制度の充実等に関する諸要請」と「低所得高齢単身女性問題に関する制度・政策要求」の取組
3,2020年に向けた「制度・政策要求と提言」の取組
4,第29回神奈川シニア集会
5,第19回統一地方選挙
6,産別退職者会の総会等への参加
Ⅱ,専門員会、及び委員会の設置と活動について
Ⅲ,日本退職者連合の活動への参加
Ⅳ,連合神奈川の活動・行事への参加
Ⅴ,2019年度の今後の主な活動予定(一部略)
4,日本退職者連合第23回総会
日 時 7月12日(金)9時30分
場 所 連合本部会議室
出席者 永井 東谷
5,2019年全国高齢者集会
日 時 9月17日(火)13時
場 所 東京・文京シビックホール
参加者 別途要請
6,視察研修旅行
日 時 10月15日(火)~16日(水)
場 所 会津の歴史研修と渓谷の秋を楽しむ芦ノ牧温泉「大川荘」泊の旅
参加者 45名程度・・・6月21日(金)~8月30日(金)迄募集予定
7,行政等に対する「2019年度政策・制度要求」等の」要請
9,神奈川シニア連合第28回総会
日 時 11月22日(金)13時
場 所 ワークピア横浜
参加者 別途要請
以上の報告・提案後の質疑応答で出席者から参議院選の選挙区推薦候補は1名にすべきだと意見がありました。
第2部の講演は連合神奈川が力を入れているフードバンクかながわの公益財団法人フードバンクかながわ・藤田誠事務局長から
「もったいない」を「分かち合い」~「ありがとう」へのテーマに1時間15分に亘り食品のロスの活用についての話しを聴きました。
第3部は16時30分から加藤事務局次長の進行により各産別相互の意見交換がテーブル毎に活発に行われ
18時15分に今年度の産別代表者会議は終了しました。
代表者会議は3部構成でⅠ部は代表者会議、2部は講演会、3部は交流・懇親会として行いました。
第1部は峰事務局次長の進行により開催されました。
会長挨拶は永井会長が体調不良で欠席のため池田副会長から次の挨拶がありました。
ご苦労様です。副会長の池田です。
司会者から話がありましたように、永井会長体調不良につき欠席ですので代わりに一言ご挨拶申し上げます。なお永井会長は明日からでも通常の生活ができるとのことですのでご安心いただきたいと思います。
この令和第1回の産別代表種会議でありますが、2012年度の2013年5月から新田現顧問の会長時代より定例的に開催して参りました。今回で7回目となります。 各産別・単組とシニア連合が率直に意見交換をしながら意思疎通を図り連携し、それぞれの活動を充実させたいということで、計画されたものでありますが、本日もその目的が達せられればと思っております。
さて、神奈川シニア連合が現在までの取り組み経過や今後の課題、活動内容等詳細については後程事務局長から報告があると思いますので、私からは「政治と選挙」について触れさせていただき挨拶としたいと思います。
今、政治の世界では、こんな人が本当に国会議員なのか?というような発言が相次いで世間を騒がせています。つい最近も維新の丸山衆議院議員の北方領土問題をめぐっての戦争発言がありました。とんでもない発言だと思います。私も北海道の出身で、現役時代は毎年現地への返還集会にも参加しておりましたが、難しいと云われている返還が、これでまた遠くなるのかと思うと残念でなりません。本人は議員を辞める意志は無いようでありますが一日も早く辞職して貰いたいものであります。
次に、先般の統一地方選挙であります。結果については後程詳細話があると思いますので省略しますが今回の選挙の特徴として言われていますのは、全国的な傾向として、無投票の選挙区が従来に増して多かったということではないか。県議選では、広島では6/8が、京都では5/11が無投票となった。神奈川でも13/48であった。また神奈川では横浜市議選で戦後初めて神奈川区で無投票となった。私の選挙区、横浜中区では県会議員が無投票でありました。それだけなり手がいなくなってきているということかと思います。いずれにしましてもご苦労様でしたということだけ申しあげておきたいと思います。
国政では、安倍一強の政権が6年半も継続しています。政権はアベノミクスの成功により経済は順調に推移しているということで成果を強調していますが果たしてどうでありましょうか。
今年初めて国の予算は100兆円を超えました。(101兆4571億円)しかしその中身は、多くが借金で、国債や借入金の「国の借金」は2018年度末で1103兆3543億円にもなっています。
国民一人当たり(1億2623万人)約874万円の借金を抱えていることになります。2013年度から6年続けて1千兆円を上回っているわけです。この間消費増税もしてきたわけですが、確かに社会保障関連費など年々増えては来ていますが、その使い道に問題があると言わざるを得ません。社会保障関連費はだんだん削られる一方で、1000億円もする迎撃ミサイルイージスアショアの購入など無駄と思われる防衛予算の増大に努めています。また最近では安倍さんがトランプ大統領にミサイルを160発、349億円の購入を約束したとも伝えられています
また、政府は、先月、医療や介護、年金などの社会保障費を抑制するための政府の財政制度審議会の分科会に提起しました。
その内容は2022年度の団塊の世代が75歳以上になり医療・介護費用が急増するためとしていますが医療・介護では ①後期高齢者の医療費を2割に ②軽度の要介護者への生活援助サービスの効率化などまた、年金では ①在職老齢年金の給付見直し ②繰り下げ年齢を現在の70歳からさらに引き上げる等々いずれも給付抑制を見据えたものであります。
これらはいずれも来年の通常国会以降に提起される予定ということであります。
また、今の経済状況が続けば、大変変微妙になってきましたが10月には消費税が10パーセントに2パーセント上がる予定でありますが、変な軽減税率などを行わず、上げるのであれば当初の予定とおりこれら社会保障費に使われるべきであります。
いずれにいたしましても、これら特に高齢者の生活を脅かす政策をとり続ける阿部一強体制を断固阻止しなければ高齢者の生活は維持向上できません。このためには何としても7月の参議院選挙で国会における与野党の勢力を変えなければなりません。
しかし安倍政権の支持率は、丸山議員の戦争発言に見られますように、比較的若い世代に多いようですが、最近の調査でも40パーセント後半の比較的安定したものとなっています。
加えて、安倍総理の亥年選挙の悪夢の払拭ということから衆議院との同時選挙も現実味を帯びてきているようであります。
現在行われている通常国会は6月26日で閉会となりますが目が離せないわけでありますが、
このようなことを考えますと野党にとっては非常に難しい選挙となることが想定されます。
確かに、現在の野党には色々と問題はあります。しかし何としても与党の過半数割れを目指して頑張ってもらわなければなりません。
そして私たち退職者会も、活動は現役と行動を共にするということになっていますが,安倍一強体制を打ち破るために、連合神奈川が推薦する全候補者の当選を目指しそして最善の努力をシニア連合一丸となって進めていきたいと思います。
その他、政策や組織拡大等いろいろと課題はありますが事務局長の報告に委ねたいと思います。
今日は3部構成で進めていきますが半日ではありますが有意義な会合となるよう祈念いたしまして、会長の代理としての挨拶とします。よろしくお願い致します。
引き続き連合神奈川・米塚副事務局長から
連合神奈川代表挨拶並びに連合神奈川の活動報告として(要旨)「①第90回メーデーが各地で開催されタオル1本運動、フードバンクへの取り組みを行った②政策制度要求はシニアの提言を含めて取り組む③春闘は7割が妥結している④働き方改革は非正規を含めて取り組んでいる⑤自治体選挙は推薦候補90名中72名が当選した。
⑥参院選の神奈川選挙区は牧山ひろえ現議員と乃木涼介が推薦予定候補⑦組織拡大を行っている」等の報告がありました。
その後出席者の自己紹介があった後、東谷事務局長から
神奈川シニア連合の活動と今後の取組について次の項目の説明がありました。
Ⅰ,2019年度の主な活動の経過
1,神奈川シニア連合第27回総会
2,「介護保険制度の充実等に関する諸要請」と「低所得高齢単身女性問題に関する制度・政策要求」の取組
3,2020年に向けた「制度・政策要求と提言」の取組
4,第29回神奈川シニア集会
5,第19回統一地方選挙
6,産別退職者会の総会等への参加
Ⅱ,専門員会、及び委員会の設置と活動について
Ⅲ,日本退職者連合の活動への参加
Ⅳ,連合神奈川の活動・行事への参加
Ⅴ,2019年度の今後の主な活動予定(一部略)
4,日本退職者連合第23回総会
日 時 7月12日(金)9時30分
場 所 連合本部会議室
出席者 永井 東谷
5,2019年全国高齢者集会
日 時 9月17日(火)13時
場 所 東京・文京シビックホール
参加者 別途要請
6,視察研修旅行
日 時 10月15日(火)~16日(水)
場 所 会津の歴史研修と渓谷の秋を楽しむ芦ノ牧温泉「大川荘」泊の旅
参加者 45名程度・・・6月21日(金)~8月30日(金)迄募集予定
7,行政等に対する「2019年度政策・制度要求」等の」要請
9,神奈川シニア連合第28回総会
日 時 11月22日(金)13時
場 所 ワークピア横浜
参加者 別途要請
以上の報告・提案後の質疑応答で出席者から参議院選の選挙区推薦候補は1名にすべきだと意見がありました。
第2部の講演は連合神奈川が力を入れているフードバンクかながわの公益財団法人フードバンクかながわ・藤田誠事務局長から
「もったいない」を「分かち合い」~「ありがとう」へのテーマに1時間15分に亘り食品のロスの活用についての話しを聴きました。
第3部は16時30分から加藤事務局次長の進行により各産別相互の意見交換がテーブル毎に活発に行われ
18時15分に今年度の産別代表者会議は終了しました。