つちびと作品の『母』や『存在という救い』など
テーマの限定されているつちびと達を作っている時は
そのテーマに対して自問自答しながら
煮詰めて煮詰めて・・結果、昇華させていくような工程なのだと思う
でも‥願いのたまご猫や希望のたまごや温守(ぬくもり)などは
その感覚とは少し違う
昨日、『願いのたまご猫』に引き続き、『希望のたまご』を作っていた時思った
災害や病や得体のしれないものが押し寄せてくるとき
自分の無力さを嫌というほど感じるとき
私は、怯える自身の心を持て余した時ほど
掌で包むことができるようなささやかな玉のようなものを作りたくなる
そして・・作りながら、ほんの少し楽になる
作りながら・・いろんな人のことを思う
私と同じような心細さを感じている人のことを思う
よわっちい私ができることは‥こんな玉を作ることぐらい
比べるのもおこがましいが・・円空が日本各地を巡ってこと恐ろしいほどの数の円空仏を残していったのは
そんな思いもあるのではないだろうか
ぐるっと丸いつちびと達を並べて写真を撮っているうちに
真ん中に・・のの様の一つを置きたくなった
のの様・・私の分まで・・
みんなのこと、祈ってください
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★ 春の個展のおしらせ ★
可南つちびと展「いのちの数だけ」
4月7日(火)~18日(土) 11:00~18:00
大阪市天王寺区下寺町1-1-27 應典院2階 気づきの広場
06-6771-7641
入場費 無料
★4月11日(土)16:00~ アーティストトーク開催
可南×ゲスト大蓮寺・應典院 秋田光彦住職
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kanansgallery@infoseek.jpまで、送付先の住所氏名、必要枚数をお書きの上ご連絡ください
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