『つちびと 可南』とかで、検索をかけて頂くと
２００７年の４月『うわのそら』で開いた個展までは
『山本可南 つちびと展』と、出てくる
ちょうど、その個展の真っ最中
私は 自分の人生が どう転ぶかわからない状況にあった
また、ありがたいことに
そのとんでもない時に
マリア書房『瞳』掲載のの陶人形作家１２人の一人に選んでいただけ
取材を受けた
良いことと悪いことが・・・待ったなしに 同時に押し寄せてきた
その時、現実的な問題として・・・雑誌に名前をどう載せるかということ
名前はともかく、姓が どうなるかわからない状況
悩んだ・・・
そして・・・
『可南』だけで いこう！とひらめく
それ以来・・・わたしは 可南になった
マリア書房『瞳１５号 陶造形の群像』にも、可南のみで載った
苦肉の策である
ほぼ３年経って 手続き上の事は、仕方なく、山本ではないもっと難しい漢字の姓が乗っかったが
私の中では、その時から 名前だけの『可南』になった
今から、考えると、良かったなあと思う
姓というのは どこかで所属先を表すところがある
結婚するまでは 親の姓
結婚後は(夫婦別姓は例外として)夫の姓・・・
私は、たぶん ある時からどこにも所属しない生き方を 選ぶ運命にあったのだろう
根っからの淋しがり屋の私は たまらなく辛いのだけれど・・・
それは、それで 潔いのかもしれない
自分で選んだわけでなく、流れでそうなっただけの
心もとない決意だが
たぶん・・・今の生き方は
可南であって・・・可南以外の何物でもない
一度、テレビ番組『ちちんぷいぷい』のテロップで
間違って『つちびと可南』と出たことがあったが
・・・あえて、姓をつけるなら
それが、一番ピッタリくるかも・・・
『つちびと可南』・・・『つちびと』という姓・・・
笑われるかもしれないけど
本気で
私が 所属するとしたら・・・つちびとの世界でありたいと思っているから・・・
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