無事に搬出を終えました
と言っても持ち帰ったつちびとの無事を箱を開けてまだ確認はしていませんが・・
燈舎のお二人をはじめ、駆け付けてくれた友人たちとの搬出
とても暖かい搬出でした
そして・・帰りにお世話になった赤帽さんまで・・
ぼんやりと横に座っている私に
「帰り道は高速を使ったけれど、これは自分が朝早くの仕事が入ったので使っただけだから
運送金額に高速料金は入れませんから」とおっしゃるので
何度か・・「でもおかげで私も早くに家に帰れたのだからと高速代入れてください」とお願いしても
最後まで「高速代は請求金額に加えませんからね」とおっしゃって帰って行かれた
最後の最後まで・・やさしい人たちに包まれた燈舎でのつちびと展
終わってしまいました
つくづく損得勘定ではないつちびと展だったと思います
初めての飲食店でのつちびと展を決めた時
私はそこで何が一番欲しいのだと自問自答の日々でした
一番求めているは・・
つちびとの売り上げか
お客様の数か
そんな現実的な考えも正直頭をかすめました
だけど・・それが一番と思うには違和感があって
答えを選べないまま・・つちびと展が始まりました
そして9日間・・搬入と搬出の日を入れたら１１日間
燈舎に居て・・私の中に徐々にしみ込んできた答え
なんなのでしょうね
この感覚は
言葉にできないほどの肯定感
私が一番に欲しかったのは肯定感だったのかもしれません
燈舎の空間の良さを壊してはと、あえて置かなかったつちびと達のカード
でも途中からまとめてテーブルに置いていたら
丁寧に読んでくださる方がいてくださったり
非戦シリーズの横の丸カードを私自身がお読みしたり
在廊の９日間、いろんなことを繰り返しているうちに
岩に清水がしみ込むように
つちびと達は居ていいんだという想いがしみ込んできました
あるお客様が言ってくださいました
「つちびとは、今 都島のトレンドですよ。
会う人ごと、『つちびと展見た？』があいさつみたいになってます」と
コロナが始まって・・いろんな個々の事情があって
つちびと達が徐々に忘れ去られていくような気がして
致し方ないことだと納得しながらも
この世界からつちびとは必要とされなくなっている
そんな感覚にとらわれる時がありました
それがとても辛かった
だから・・そうじゃないと思える瞬間が欲しかった
ありがとうございます、都島の皆さま！
都島以外からも燈舎のつちびと展に来てくださった方達！
助けてくれた友人たち！
そして、何よりうろうろするだけで何の役にも立たない私を見守り気遣ってくださった燈舎のお二人！
もう少し・・つちびと達はこの世界に居てもいいんですよね
明日からもしばらく・・ブログで燈舎の在廊中に起こったこと、感じたこと
書かせていただけたら嬉しいです
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可南つちびと展 in燈舎（ともしや）
『灯りをいただく』
終了いたしました！
今回のつちびとはもう居りませんが、燈舎に元からいたつちびとや
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