20年間・・つちびと展を開き続けて・・
私は空間も作ることが好きだと感じる
行う場所場所で最大限・・つちびと達の居心地がいい空間を必死で作ろうとする
と言っても・・裕福ではない私が用意できるものは限られていて・・
その限られた中で・・何ができるかを考える
應典院のつちびと展は・・2階部分にある
だから・・訪れてくださる方々を迷わせず
少しでもいざなえればと・・2階から垂れ幕をおろしてみた
美術館のような特注のたいそうなものを用意することは私にはできないから
切ったり貼ったり縫いつけたりの垂れ幕
個展が近づいてきたころ体調を崩した中で休み休み・・作った
そして・・階段を上がっていただいた先の会場には
この20年間・・私が作り続けたいのちの数だけの想いが散らばっている
たぶん・・これまでにないつちびと展になっていると思う
そして・・自分の年齢を考えれば
これほどの空間づくりをできるのは最後かもしれないと思う
だから願いはとってもシンプルだ
・・ただ見てほしい
スマホで初めてパノラマ写真を撮ってみた
昨日在廊の帰りに寄った杉本鍼灸院で
施術していただきながら今の私の想いを話した
それを聞いてくださりながら
すぎもと先生は・・
ある意味つちびとも・・お墓以上にお墓みたいなものだから・・と言われた
そうか・・と思う
実際のお墓のように故人のお骨が入っているわけではないけど
その命の記憶や温もりを・・何とかとどめようとしている
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可南つちびと展 in應典院
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