命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」についての話

私はとても怖がりで

その程度は尋常じゃないほどで

今日も・・土を触り始めた頃

とても大きな雷が何度も鳴って

その度に・・あまりの恐怖で前の手ろくろにしがみついてた

 

そんな私だからかな・・手を合わせるつちびとが多い

 

今回の新作は・・葉っぱに包まれた祈りの子だけれど

あとから考えたら

緑の子になったのは、7月の終わりの頃のすぎもと鍼灸院での会話が影響しているような気がする

先生と、その頃神社で行われていた、1月〜6月までの半年間に溜まった「穢れ(けがれ)や罪」を清めてくれる行事「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」についての話になって

あの神社では大きな緑の輪っかがあったとかなかったとか

その行事のことに話が及んだ

 

陶荒田神社はその行事をしていないので

私は茅の輪くぐり(ちのわくぐり)をしてる神社には行けていないと話すと・・

すぎもと先生が「可南さんは・・ふつうに草とか触っていそうだから

その行事の神社に行けなくても・・いつものように草とか触っていたらいいんじゃないですか」

と言われたことが心に残っていたのだと思う

 

だから・・植物の祈りの子になったのではないかなあ

 

調べたら・・昔の日本は、夏場においては猛暑・水不足・疫病の流行などに悩まされていて、

そこで、人々にとって「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」を行うことは「無事に秋を迎えられるように」という願いも込めた行事だったのではないかと書かれていました

 

 

 

 

だけど・・昔だけではなく

今の日本だって 地震や猛暑や台風や戦争・・

無事に秋を迎えられるかと言う想いは・・やっぱり切実

 

ただ生きていくだけでもしんどい今

新たなつちびとを作ろうと思った時

そんな植物の輪っかのことが頭をかすめたのではないのかなあ

 

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