つちびとを作っている最中は
体力的にしんどい
あちこち痛む
さらに思ったように作れないと精神的にも苦しくなるが
それでも・・作るものが目の前にあるうちはまだ救われる
成形を終えた後
何日経っても次に作るものが全く浮かばない期間が
何より苦しい
強迫観念のように
追い詰められる
四六時中・・思いつかそうとする
今もそんな時期
そんな時期なのに・・
あえて・・次のワイアートのつちびと展の事を考えてみた
全く変わってしまうかもしれないが個展のイメージとして
きのう・・あなたのこと想ってた
そんな言葉が今は浮かんでいる
窯の上に新作『名前を書く』を置いていていたのだけれど
ポツンと一人ぼっちで・・とても寂しそうだなあと思って
だれかが・・この子のこと想ってくれていたらいいなあと思い
もう一つのつちびと・・『哀しみ袋とやさしさ袋』を置いてみた
忘れられていないよ
そんなこと・・伝えたかった
けさ・・また写真を撮りながら
さらに窯の上で想像を膨らませる
焼けていない作品『名前を書く』と『哀しみ袋とやさしさ袋』二つの奥に・・
焼けている作品『蒼いカケラの子供たち——光を見たいとキミは言った』を置く
みんな子供たちだ
焼けている焼けていないはさておいて
ひとつひとつに注目して写真を撮ってみた
たとえば・・
愛らしいぬいぐるみの向こうに・・焼けたカケラが散らばってたり
横に哀しみ袋とやさしさ袋を持つつちびと達がいて・・
そのお隣には・・一人で自分に名前を書く女の子がいる
世界は・・同時進行形
影も光も・・混ざってて
あわいの中で・・どんな命も生きている
そんなことを思う
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