今日、杉本鍼灸院で施術をしていただきながら
先生に「非戦ってどういう意味ですか？」と尋ねられた
唐突な問いに考えもせずとりあえず「戦わないということでしょうか」と答えてしまう
だけど・・そこからさらに施術を受けながらよく考えた
私が「非戦」という言葉を初めて知ったのは
２００１年ころの坂本龍一さんがかかわられていた本のタイトルからだったと思う
私は当時その本を読んだわけではなく詳しく知るわけでもない
だけど・・同時多発テロに対しての報復が同じ武力であったことに絶望にも近い思いを抱いていた私は
その本のタイトルにひどく惹かれたのだろう
それから２０年以上たって・・「非戦とは？」という杉本先生の問いに改めてちゃんと考えてみる
最初は戦わないということというあいまいな答えを返してしまったが
「いや・・戦争という手段をとらないということなのではないですか」
と言い換えた
家に戻ってから・・少し検索してみた
私が２００１年に初めて認識した「非戦」という言葉は
日露戦争を始める前にすでに内村鑑三や幸徳秋水などから提唱されていたと知る
そんな前からあったんだと自分の無知にびっくりした
さらに非戦と反戦の違いを調べてみた
非→あらず
反→はんする
非戦とは「戦争でない」方法を選択すること
反戦は「戦争に反対」すること
なるほど
似ているようで全く違う
そして・・私が作りたいのは・・やっぱり
反戦の花ではなく非戦の花なのだと思った
戦争という手段をとらないことを願う花たちが・・
地球を埋め尽くす光景をイメージする
６９年も生きてきて・・何も大切なことを知ってこなかったなあ
だけど・・それでも
終えるまでに知ることができてよかったなあと思う
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