泌尿器科が好きなタダのおっさん

_とある医局の風景をつづります_

お日柄もよく

2012年05月13日 17時35分50秒 | 社会・制度

風薫る新緑の季節に、わが医局期待の3年目医師と、この春まで病棟で看護師をされていたお二人が、めでたくゴールイン。昨日、市内の結婚式場に招待していただきました「くりぼう」です。

今回の主役であるお二人ですが、新婦はもちろん新郎も本ブログへの投稿歴はありませんので、呼び名がまだありません。とりあえず新郎新婦にしておきますが、その新郎は医局員としてこの春から市内の基幹病院で勤務中ですので、近いうちに本ブログ上で新婚生活ののろけ話でも披露していただき、その時に好きなペンネームを自分で決めていただくことにしましょう。

 

今回は諸般の事情で挙式には出席できなかったため、たっけーのときのように讃美歌がどうのこうのという話ではなく、披露宴とそれに引き続いて行われた二次会の模様を回顧したいと思います。

 

まず全体を総括して申し上げるとすれば、「本当に好きな者どうしが結ばれて、それが心地よく伝わってくる宴席」ということになりましょう。二人が精根込めて準備したというのが、良く伝わってきます。たっけーのときもそうでしたが、参列者に配慮しながらも、自分達がしっかりと主役を務めあげているわけですね。ですから、新郎新婦だけでいくらでも旨い酒が飲めるような気がしましたよ(また酒の話で恐縮ですが)。また、披露宴を盛り上げる他の参列者も、新郎新婦に負けていられないとばかりに奮闘し、宴の盛り上がりに一役買っていたように思います。

 

「本当に好きな者どうし」とか書いていると何かと誤解を招きそうですが、私も含めた他のカップルがそうではない、と言いたいわけでは決してありません。あえて補足させていただくなら、若さでもって全力で駆け抜けた二人が、付き合い始めた頃の無垢な感情をそのままに、混じりっけなしの愛へと力強く昇華させたということでしょうか。職業柄、非科学的なことを容易に信じない習性の私ですが、この二人に限っては、何か目に見えない力が作用していたと思わずにはいられません。実に色気のない表現ですが、基質特異性とでもいうのでしょうか。

そんなわけで、真っ直ぐひたむきな愛に圧倒され、披露宴では酒の力を借りても防戦一方のくりぼうでしたが・・・・・。

 

 

二次会で少しだけ羽目を外し、攻勢に転じることができました。放送コードを背中(股間?)に意識しながら、三十半ばの「泌尿器科が好きなタダのおっさん」が捨て身のパフォーマンスです(酒飲んで騒いだだけですが)。詳しい話は現場にいた人に聞いてください。

今こうして、人気のない静かな医局で黙々と文章を書きながら昨夜のお祭り騒ぎを回想していると、これで新郎新婦が喜んでくれなかったら(というか迷惑だったら)ちょっと俺、救いようがないなと、苦笑。ビンゴゲームで運よく当たった10,000円分の旅行券は、いつくしみ深い神が、迷える34歳に与えて下さった慈悲か、あるいは私のパフォーマンスに対する正当な対価か(そんなわけないか)。いずれにしても、勿体なくて当分使えそうにありません。

 

その二次会でも、新郎新婦ふたりの愛の誓い(チュウしろとか、どこが好きなんや→全部です、とか)をお腹いっぱい披露していただき、私自身は景品の旅行券以外には失うものが何もなくなったところで、幸せなひとときが過ぎてゆきました。

 

というわけで今宵は、ふたりの前途を祝しつつ、また、夫婦で1万円で行けそうな海外旅行でも計画しながら、妻であり母でもある我が伴侶と少し杯を酌み交わそうかな、なんて考えています。サプライズで、二次会の再現をカーネーションの代わりにして。

 

 


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4 コメント

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お~い (おしおや)
2012-05-13 21:17:04
ちょうど ええわ.
使わんのやったら,その旅行券くれや.
1号彼女と温泉行きたいわ.
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神の慈悲ゆえ (くりぼう)
2012-05-13 21:52:34
神の慈悲ゆえ、これは旅行券であって旅行券でないのです。

代わりに、祈りを捧げましょう。
貴方様にも神の慈悲がありますように。

アーメソ
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Unknown (つぶやき)
2012-05-17 12:37:48
盛り上がりましたね~

学生時代のように‘‘@@
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Unknown (くりぼう)
2012-05-18 21:04:22
まだ学生だったりしますけどね・・・。

次は誰の番でしょうかね。


お前の番にならんように気ぃ付けえや、とか突っ込まれるんかな。
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