三寒四温の三寒をあまり意識しなくなってきました。それもそのはず、関東地方はもう数日で桜が満開とのことで、まごうことなき春の到来です。今回は春分に、別に二十四節季を意識して投稿しているわけではありませんが、深夜の静かな医局から「くりぼう」が投稿いたします。
春は出会いと別れの季節。前回申し上げたように、4月から新生活を控えております。先日は、4トントラックに入りきらないくらいの荷物(容積は間違いなく大きいですが、高価な家財は皆無)を連れて郷里に引越ししました。
すでに金沢には住まいがなく、勤務の前日は病院で寝泊まりという根無し草です。桜の季節に根無し草というのも何ですが、しかし、誰にも邪魔されずに独り静かにキーボードを叩くこのひとときは、何にも代えがたいものがあります。
さて、この時期は書きたいことが色々とありますが、今回は、4月から臨床研修に来てくれる新星の、医師国家試験合格の報をお届けしましょう。
まだつぼみも固い金沢に、関東地方に負けじと一足早い桜の便りを届けてくれました。医学知識のみならず、礼節も備わった好青年です。使徒先生の投稿にある食事会にも参加していただきました。本人の許可が得られましたら、写真もアップしちゃいましょうか。
1年目の研修ということで、つぶやき先生が紹介した5名のように入局を決めているわけではなく、今後の動向が気になります。ええ、動向を気にしているんです、とっても。(読んでくれているかな?)
あいにく私や使徒先生には直接指導する機会がほとんどありませんが、以前も申しましたように、こういう新旧の入れ替わりは組織が健全な証拠です。1~2学年上の先輩も近年記憶にないほど充実しているこの土壌で、その先輩たちと共に大輪の花を咲かせて貰いたいところ。
そんな中で私も、去り際に「肥やし」代わりになるような何かを残していきたいのですが、今のところ余ったお茶とお菓子しか見当たりません。
日頃の生活を通じてくりぼう先生からしっかりと伝わっていると思います。
お菓子も残していってください・・。
承知しました。有形のお菓子、液体肥料(缶コーヒー)と共に、しかと残してゆきましょう。