今日も西別川に行ってきました。
昨日オショロコマが釣れて満足だったのですが、カワマスもどうしても釣りたくてまた来てしまいました。
昨日は休日ということもあり、川沿いには沢山車が止まっていましたが、今日は誰もいませんでした。
車から出るとアブにたかられ、川まで林をかき分け歩いていると刺のある植物にチクリとやられ幸先悪いなぁという感じです。
西別川の独特な渓相にも三日目なので慣れて魚がいそうなポイントにしっかり毛鉤を落とせます。小さなヤマメと20センチ前後のアメマスが沢山つれます。
そんなかんじで釣っていると緑色の魚が毛鉤に飛び付きました。
まだ取り込んでいないのに
やったー!!よしよし!!と声が出ました。
こればかりは逃がせないと泳がせて遊ぶこともせず自ら魚に近づき網でキャッチ!
お目当てのカワマスが来てくれました。
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本当に嬉しかったです。
カワマスは外国から来たよそ者ですが、謙虚に地元の魚と上手くやっている感じがして好感が持てます。
日本の景観には日本の魚が似合うと思いますが、ここの川にはカワマスがよく似合います。シルエットはオショロコマをはじめとしたイワナの種類に似ています。
一見ぎょっとするような気持ち悪い模様ですが、自然の中で自分で釣って実際にみるととても綺麗な魚だと思います。
どうしてこんな模様が出来上がるのだろう。
例えば百通りのアイデアの中からひとつだけ残るとして、その残ったものがカワマスの模様だとして、それを選考した自然はもちろんすごいですが、なによりこんな模様のアイデアを思い付いた誰かがすごいです。それは誰なのだろう。計画的な意思のある存在でしょうか、それとも子供のように適当になにも考えない存在でしょうか、それとも三つのサイコロの出る目の様にランダムな組み合わせでしょうか。
僕は綺麗な魚を見るたびにそう思います。
自分に美しい魚よりも渓流に似合う何か創れるだろうか…
そう思うと自然に敗北感と同時に尊敬の感覚を覚えます。
僕の3日間の釣果はだいたいですが、
アメマス30
ヤマメ30
オショロコマ1
カワマス1
こんな感じでした。
またいつか西別川に来たとき、したの2匹が0になっていないように願います。
でも本当に釣れて良かったです。西別川に心残りはありません。
ありがとうございました。
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