今日はブラウントラウトしかいないと言われている士幌川支流のイコッポ川に行きました。
弟子屈から阿寒足寄の方ではなく、朝マックが食べたかったので釧路の方から帯広を経由したルートで行きましたが四時間位かかって失敗したと思いました。
先日車をぶつけられてしまい、ナビの無い代車での十勝ドライブはなかなか大変でした。
渓流釣りでは、何時間運転して疲れようと、川に到着すると景色と魚の気配で一気にリフレッシュできるのですが、今回のイコッポ川は川というより水路のような感じで、水も綺麗なことは綺麗なのですが周りに牧場があり、なんだかバクテリアが沢山いそうで、川幅も冷蔵庫くらいで、ブラウントラウトなんて居る気がしない雰囲気で全く気分が乗りません。なんならナマズが居そうな感じです。
こんな感じで、一応バイカモが生えていました。
とりあえずせっかく来たので釣ります。
フライでやりましたが、投げにくいなぁとイライラしながら何投かしていると元気よくジャンプして食いつきました。
おお!魚だ!と引き寄せとり込みます。
なんとブラウントラウトでした!
初ブラウントラウトです。
決して綺麗ではないですが、面白い模様です。
先日のカワマスの個体数の少なさを味わっていたので、いやぁ、一発目でくるなんて運がいいな、小さいけど野生のブラウントラウトを見れてよかった…と感動しました。
が、噂通りここにはブラウントラウトしかいなかったのです。
小さいブラウンであふれかえったヘンテコな川でした。
↑↓1番大きいやつです。25センチくらい
ブラウンの中ではまだ子供ですかね?
ブラウントラウトはとても神経質な魚だと思いました。けっこう遠くに飛ばさないと食いつきません。恐らく水の流れがほとんど無いのも関係あると思いますが、かなり遠くから人間を察知しています。
ブラウントラウトはとても神経質な魚だと思いました。けっこう遠くに飛ばさないと食いつきません。恐らく水の流れがほとんど無いのも関係あると思いますが、かなり遠くから人間を察知しています。
また、同じポイントで何匹も出る魚ではなさそうです。それとオショロコマのように何度もアタックしてきません。(あくまで僕の感じたことですが…)
ただ、食いつくときは豪快です。大袈裟にジャンプして食いついてくる魚が多かったです。
美味しそうに出てくれるのは毛鉤を作った身としてはうれしい限りです。
士幌川も数百メートル脇に並走しているので釣ってみましたが、小さなニジマスがなん匹か釣れました。
いいポイントが沢山あるので大物も居そうです。僕は釣れなかったのですがブラウンも居るのでしょうか。
士幌川は少し泡立っていて、濁りもあり気持ちのいい川ではなかったです。
なぜイコッポ川はブラウントラウトしかいないのでしょう。釣れなかっただけで虹鱒もいたのでしょうか。
虹鱒が苦手な成分がイコッポ川の水には含まれているのか、流れが緩いため虹鱒には適していないのか、競合で虹鱒がブラウントラウトに駆逐されてしまったのか、研究してみるのも面白そうです。
なれない車での長距離運転は大変疲れましたが、変な川に足を運べてよかったです。
とりあえず、十勝はナビがないと迷います。