関東甲信、北陸地方で梅雨入り
2014年6月5日 11時10分
5日午前11時に気象庁は「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」と発表。平年(6月8日ごろ)より3日早く、昨年(6月10日ごろ)より5日早い梅雨入り。新潟地方気象台は、「北陸地方が梅雨入りしたとみられる」と発表。平年(6月12日ごろ)より7日早く、昨年(6月18日ごろ)より13日早い梅雨入り。関東甲信や北陸も長雨の季節に。(日本気象協会)
関東甲信地方も大雨の恐れ
高知県では今日未明までの24時間雨量が500ミリ以上になるなど、観測史上最も雨量が多くなっている所がある。一部の地域には土砂災害や川のはん濫の恐れがあるとして避難勧告もだされた。
このあと、近畿や東海でも激しい雨が降り、局地的に非常に激しい雨が降り、大雨の恐れがある。関東甲信地方も6日にかけて広い範囲で雨となり、5日昼過ぎから6日昼前にかけて雷を伴って1時間に40ミリ以上の激しい雨の降る所がある見込み。6日6時までの24時間に予想される降水量はいずれも多い所で関東地方南部、甲信地方、伊豆諸島で150ミリ、関東地方北部で120ミリ。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水やはん濫に警戒が必要だ。
これで、沖縄から関東甲信や北陸にかけて梅雨入りしたこととなる。まだ梅雨入りしていないのは東北のみ。平年の梅雨明けは関東甲信は7月21日ごろ、北陸は7月24日ごろ。