夏の新潟名物のアイビスサマーダッシュ。このレースは枠順が重要なファクターと言われている。過去10年で8枠が4勝2着2回3着1回と完全に外枠有利。スタートしてからほとんどの馬が馬場の良い外ラチ沿いに殺到することで、先行できる外枠の馬が有利という事だ。昨年も勝ち馬は7枠14番のオールアットワンスで2着馬は6枠12番のライオンボスと外目の馬だった。
ただ昨年が例外的なのは1枠から内ラチ沿いにだだ1頭だけ進路を取ったバカラクイーンが14番人気ながら3着に粘った事。そのせいで1番人気、2番人気のワンツーながら3連単は20万以上になった。過去には内枠の馬が馬券に絡むという事はあっても、内枠発走から内ラチ沿いに進路を取って馬券内に入るというのは、新潟直千ではかなり珍しい事。
土曜日の新潟最終レースが直千レースなので様子を見ていた。そうしたら1枠1番の馬が昨年のバカラクイーンのように内ラチに進路を取って粘って惜しくも4着。今年は有力馬が内枠に入り、例年どおり外枠に馬が殺到するのか、それとも昨年のように、昨日の最終レースのように内ラチ沿いをするする走る馬がいるのかどうか。展開面も興味深い。
◎4スティクス
藤田菜七子と今村星奈の女性騎手の直接対決もこのレースは話題だ。ただ両頭とも大して人気になっていない。今回の狙いは菜七子ちゃんのこの馬だ。前走のCBC賞でも単穴評価で重く買っていたものの7着。これは2走前の韋駄天Sで3枠発走ながら、スタートが良く外ラチを取り切れたダッシュ力を買ってのもの。最初のコーナーまでにアタマを取り切れれば小倉の1200なら逃げ切れると思っていたら今村星奈のテイエムスパーダにまんまと逃げ切られてしまった。ここは新潟直千得意の菜七子ちゃんに乗り替わりで再度の期待。どうせなら1ライオンボスと3オールアットワンスと4スティックスと6マリアズハートで内ラチ沿いで馬群を作って内枠発走のこの4頭のうちの3頭で決まるなんて、今までの常識が通じなかったアイビスSDだったなんてことを期待したい。
〇1ライオンボス
時々このレースならこの馬っていう、当該のレースしか走らない馬が何年に1頭くらいかは存在する。函館記念のエリモハリアーとかステイヤーズステークスのアルバートとか。勝ちじゃないけどオーシャンステークス4年連続2着のナックビーナスとか。ライオンボスは内枠だろうと58㌔を背負おうとミスターアイビスSDなのだった。
▲6マリアズハート
当該コースを2勝。コース適正重視ならライオンボスとこの馬か。ライオンボスは別格とするなら、コース適正とスピードならこの馬が一番。逆転もある。
△12トキメキ
昨年の当レース4着。前走は2枠3番からこのコースで条件戦を勝ち上がり。勢いある牝馬でここは枠の利を生かして馬券内への突っ込みは大いにある。
×3オールアットワンス
昨年の勝ち馬。ただし昨年は8枠で3歳牝馬の斤量51㌔だった。今年は2枠3番、斤量3㌔増。そこがどう出るか。
◎〇の2頭軸3連単マルチ。◎から馬単流し。▲△軸で3連複流し。
札幌クイーンステークスは
◎ 5マジックキャッスル
〇10ウオーターナビレラ
▲ 1テルツェット
△11スライリー
× 4サトノセシル
◎〇の2頭軸3連単マルチ。〇▲軸で3連複流し。◎〇の馬連。
コロナ発症から10日間経過。熱も下がりだいぶ良くなってきました。いつになったら会社に行っていいのでしょうか。