「あの例の立ち飲みのお店に連れてってくださいよ~」と営業推進課長代理から電話。病み上がりの出張後でいい加減身体も心も疲れきっている時にそんなお誘いは普通ならお断りするところなのですが「例の立ち飲み」って「富士屋本店」でしょ。疲れている時にこそ癒されるのがあの雑多なビットヴァレイの異次元空間。そういえばもう1年近く行ってないなぁと思いつつ頭の中はすでにハムキャ別やらごぼう天やらハムカツやら何を食おうかとわくわくどきどき。
タバコの煙なのか淀んだ空気が充満してそうな秘密めいた地下室への階段を降りる頃は駄菓子屋モード全開。相変わらずの満席(満室?)ぶりに少々怯みながらも反対側のスペースを確保。初めて来る課長代理もその限りなく昭和の香りがする雑多パワーに少々圧倒され気味。まずは定番的なつまみで攻めてみる。
うまいようまい。これらが全て200円~300円。ごぼう天を手でひっくり返すと裏には大根おろしがあるんだぞなどとしったかぶって解説すると「おおおおー」と少々オーバーな課長代理のリアクション。ビールの次は緑のボトルに入った謎の液体。セピアの張り紙をよくみてみると下町のナポレオンだった事が判明。1.5合じゃ課長代理にとってはほとんど一気飲み。ペース早く引き続きにごり酒に突入。なみなみ注がれたグラスの縁から白い液体がとろーり。変な事を想像している隣の飲み屋のねえさん。
![皇室風](http://image.blog.livedoor.jp/kanzawa69/imgs/0/d/0df7ba2d-s.jpg)
ハムカツやらなす味噌などの定番つまみに始終し小1時間で撤収。座って飲める居酒屋に移動し鍛高譚で反省会。今回は富士屋本店とは何ぞやというメニュー構成。いわば富士屋本店のマストバイ。次回は応用発注にしようなどと語っているうちに鍛高譚のボトルはカラ。最後に課長代理の髪型が皇室風七三分けでキモチワリイ事を軽く指摘しておいて終電には余裕で解散。金曜の電車は混んでますからね。1回行くと短期間にリピートしたくなるのが富士屋本店。じゃら銭握り締めて向かうあのわくわくどきどき感はやっぱり大人の駄菓子屋そのものですよねぇ。
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