ひーりんぐたいむ

カナダのバンクーバーでレイキを実践&指導する平野かおりが日常のあれこれを綴ります。
ライター業もやってます。 

雪の前日 リッチモンドな一日

2009年01月28日 | 遊び
昨年新たに立ち上げたメールグループのオフ会を日曜日に終えて、
ほっと安心して少々脱力感だった昨日、
仕事は午後にして買い物に出かけようと思い、
だんなの母を誘うと、母は
「お昼はおすし食べに行かない?」
と甘いお誘い。それをきっかけにすっかり遊びモードの一日に。

赤と金色でキンキラキンの飾りつけのT&Tで
買い物をしていたら、
ドンドコにぎやかな音楽が鳴り出し
獅子舞が登場。
獅子が野菜をつかんでは飛ばすというのも、
商売繁盛のための意味があるのかな?

そしてランチを食べた後は
West Dykeでお散歩することに。

ここは空港の離発着の様子がよく見える海岸沿いの散歩道。
0度くらいで寒いけど、よく晴れているので
気持ちがいい。

しばらく南に向かって歩くと
左手に広がる芝の空き地に
白い鳥がものすごい数で群がっていた。
その数、ざっと200羽以上。

カモメ、にしてはちょっと違う。
カナダ雁でもない。
しっぽだけ黒い色なのである。

そして20分ほど歩いたところで、小さな橋がかかっていて
民家のほうに向けて林の小道が現われたので
「ちょっと行ってみましょうか」と母に声をかけて
入ってみると左手に感じた視線・・・。

「キツネ!」

10メートルほど向こうで
キツネがじっとまっすぐにわたしの方を見ていた。

「作り物じゃないの?」

と母。

それはないでしょ!と思ったけれど
そう思うのも無理はない。

あまりにも標本のようなポーズで少しも動かないから。

顔の辺りの毛はこれぞキツネ!という色だけれど
体は焦げ茶を帯びているので、やっぱり犬?
とも思ったけれど、
いやいやこんなに鼻のとがった犬は
いないだろう。

しばらく見つめあった後、
キツネは向こうへと行ってしまった。

犬を連れて歩いてきたご婦人たちに

「キツネを見たんだけど」

と言うと、

「新聞ではこの辺にいると見たことがあるけど
わたしは1度も見たことがないわ。あなたたちラッキーね!
きっとあのスノーバードを追っているのよ」

とのご返答。

そうか、あれはスノーバードというのだ。

とありがたく情報をいただいて
また戻る方向へ歩いていくと
上空に頭の白い鷲が。

「白頭ワシ!」

さっき、道端の案内板でボールドイーグルがいますよと見たばかり。

見上げていると、二羽の白頭鷲は空き地のほうへ。
するとあのスノーバードの群が
一斉に空に飛び立った。

おおーいいもの見たなーと
またしばらく行くと
土手にちょこんと立っている背の高い鳥さん。

きっと青サギに違いない。

そう思って近づくと
ゆっくりと羽を広げて
ペリカンのような姿で悠々と飛び立った。

車を止めた辺りにはカモが群れていた。

リッチモンドってこんなに野生動物がいたんだ!

これまでも近くの小汚い川でラッコを見たり、
ショッピングモールの駐車場にウサギを見たり。

うれしい半面、彼らを小さなエリアに押し込めているような
そんな気にもなってしまった。

ともあれ、デートの締めは Tim Houtonsでお茶。
寒かったほっぺたが温かくなって帰宅。

今日の雪のなか、昨日の太陽を懐かしんで
書いてみました。
























































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