かぴばらっちの面白新生活

好奇心旺盛で、進化、深化、新加が好きな私

足首の話

2012-06-16 21:40:03 | からだのこと


本日ひょんなことから、
乳幼児から大人までのからだの発育に詳しいAさんと
お話しする機会に恵まれた。

話のきっかけは私が、Aさんと話をしていたBさんに
「最近の小学生は学校でつまづいて怪我をする生徒が多い」
と話したこと。

※Aさんとは初対面。この時点ではAさんがその道の専門家とは知らなかった。

Aさんがお話ししてくださった。

「最近の子供は足首の可動範囲が狭く柔軟性も乏しい。また下半身の筋力も弱っている。」

 理由その1:最近は赤ちゃんの時にハイハイをする機会が少なくなった。
 したがって足先をピンとのばす訓練がされていない。

 ちなみにハイハイの機会が減った理由は3つ。
  ①家の中のハイハイできる床面積が少なくなった。
  ②その反面つかまるところがたくさんある。
  ③早く立つことを歓迎する風潮がある。

 理由その2:和式トイレの減少。
 しゃがむことによって下半身が鍛えられるものだが、
 和式トイレの減少によって、足首を曲げる機会が減り、下半身特を鍛える機会も減った。

 コンビニの前でたむろ?する数人の若者が、
 以前は立って食べながら話をしていた。
 その後しゃがんで・・・
 最近は尻を地べたにつけてたむろする様に変化した。
 
 尻を地べたにつけるのが楽、というのではなく、
 筋力の低下や柔軟性の乏しさから、
 結果として立ち続けられない、しゃがみ続けられないとのこと。

Aさんの話はポイントをついたわかりやすいお話だった。

まさにガッテン、ガッテン、ガッテン、だった。
その道のプロは凄い。