本日ひょんなことから、
乳幼児から大人までのからだの発育に詳しいAさんと
お話しする機会に恵まれた。
話のきっかけは私が、Aさんと話をしていたBさんに
「最近の小学生は学校でつまづいて怪我をする生徒が多い」
と話したこと。
※Aさんとは初対面。この時点ではAさんがその道の専門家とは知らなかった。
Aさんがお話ししてくださった。
「最近の子供は足首の可動範囲が狭く柔軟性も乏しい。また下半身の筋力も弱っている。」
理由その1:最近は赤ちゃんの時にハイハイをする機会が少なくなった。
したがって足先をピンとのばす訓練がされていない。
ちなみにハイハイの機会が減った理由は3つ。
①家の中のハイハイできる床面積が少なくなった。
②その反面つかまるところがたくさんある。
③早く立つことを歓迎する風潮がある。
理由その2:和式トイレの減少。
しゃがむことによって下半身が鍛えられるものだが、
和式トイレの減少によって、足首を曲げる機会が減り、下半身特を鍛える機会も減った。
コンビニの前でたむろ?する数人の若者が、
以前は立って食べながら話をしていた。
その後しゃがんで・・・
最近は尻を地べたにつけてたむろする様に変化した。
尻を地べたにつけるのが楽、というのではなく、
筋力の低下や柔軟性の乏しさから、
結果として立ち続けられない、しゃがみ続けられないとのこと。
Aさんの話はポイントをついたわかりやすいお話だった。
まさにガッテン、ガッテン、ガッテン、だった。
その道のプロは凄い。