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ご近所の紅葉です。我が家のメープルはこんな風にゴージャスに色づくタイプじゃなくて残念!
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裏から見ると(北側)まだ黄色
今日はerrandsの日。この単語、辞書で引くと「使い走り」と出ているんですが、まあ細々とした雑用みたいな感じで使われます。市役所に税金を払い込みに行ったり、日用品の買い物をしたり、図書館で本やオーディオブックを借り換えたり…。税金なんて、本当はインターネットや郵便で払った方が楽なのですが、最近paypalを騙った詐欺が横行していて、メールで偽の情報を送ってきたりするので疑心暗鬼。いちいち窓口へ払いに行っています…と言ってもあらかじめチェック(小切手)を書いて持っていけば10秒で終わってしまうのですが。待ち時間ゼロ。
そうそう、これが不思議なんです。日本の市役所はいつも大勢の職員に大勢の市民でごった返しているのに、ここでは静かなカウンターが2カ所、職員は3人くらい。他の人に出会うこともほとんどなし。警察署もこんなもんです。人口密度が違う、とは言え、それでもこの町に数万人の人が住んでいるはずなのに、どうなっているの?と最初は訳がわかりませんでした。
でも、考えてみれば戸籍とか住民票なんてものが存在しないのだから、一般市民がわざわざ役所へ足を運ぶ必要もほとんどないわけですよね?このあたりのことは未だによく飲み込めていません。国や市町村はどうやって住民の動向を把握しているんでしょう???引っ越してきた時の手続きだって、市役所に関わるのは上下水道と税金の申請くらいで、あとはガス会社や電話会社、ケーブルテレビにそれぞれ申し込みをするだけ。もっとも会社員なら会社からの給料天引きで国の税金、州の税金が払われるのでそちらから連絡が行くんでしょう。そしてカウンティ(郡のようなもの?)のタックスは家のローンの方から支払われています。
でも市は…郵便で請求が来るんですが、うーん、どういう仕組みなんだろう?最初は悩んだものの、それこそ他に悩むことが山積みになっていたのでそれ以上突っ込んで考えることもしなかったんですが…???今改めて考えると本当に不思議。家を買ったときの山のような書類の中に市と繋がるものがあったのかなあ。
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シティ・ホールの入り口
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カウンターにはこんなものがありまして。
お菓子をもらおうとうっかり触ると、この手がガシッと…(笑)思わず絶叫したのは私だけ。子どもたちは「どう考えてもあれはそう来るでしょう」と冷静でした。
まあ、ともあれ、税金の請求はきっちりと来るわけで(笑)。払い込み(小切手を渡すだけ)の後は細々とした買い物をして図書館
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DVDやビデオは新作が4日間、それ以外は7日間が貸出期間ですが、オンラインで自宅から3回まで延長ができます。つまり最長で3週間。CDや本はモトの期限が3週間ですから、最長9週間図書館へ行くこともなく借りっぱなしにできます。
更に、返すときは、かつて記事に書いた通り、ガラガラガッシャンシャンのドライブスルーへ。これはラクチン!しかも同じ図書館へ戻す必要もないのです。出先の図書館にフラッと入って本を借りても、地元の図書館で返せる。もちろん逆も。それに、その町に住んでいないとメンバーになれない、というわけでもありません。本当に至れり尽くせり。
そんなわけで、これだけで税金のモトを取っているんじゃないかと思うほど使い倒している愛しい図書館なのです。最近、私的にヒットだった映画はCast Awayとi・Robot。どちらも有料レンタルだったらわざわざ借りなかったと思われるだけに図書館万歳です。
しかし、油断大敵。うっかり期限を忘れて延滞になると容赦なく罰則金がつきます。本なら一日数十セント、でもビデオやDVDは1本につき1日2ドル。一度、4枚のDVDを1日遅れで返すことになり8ドル払ったことがありました。うわーっ、と思うものの自業自得。それに、やはりルールを破った人から取り立てるのは正当だと思うので文句を言う気もありません。
更に。こんなこともありました。
実は数年前、突然の急病で(…って、突然じゃない急病が世の中にあるか?>私)入院・手術となってしまった数週間、図書館のことなんて思い出しもしなかったという事件。その時は本を数冊借りていただけだったけれど、期間が長かったので相当の延滞金がついていました。でもカウンターで「入院していたので遅くなりました」と言うと、あっさり「あら、じゃいいわよ。」と無罪放免。もちろん医師の診断書どころか、病院のレシートを見せろとさえも言われず。さすが、「よく鳴るタイヤは余分に油がもらえる」という諺のある国です。ウソついて逃れようとする人だっているだろうに、基本的には善意を信じてくれるというのが気持ちいいです。結局全然「容赦なく」じゃないのよね~
図書館では、もちろんインターネットも使えるし、ほとんどの端末で日本語が読めます。入力はできないんですけどね。それに日本発のMANGAも各種揃っているので子どもたちもヒマさえあれば図書館へ行きたがる。子どもはMANGAコーナーへ、私はオーディオ・ブックや絵本のコーナーへ。それに子どもコーナーでは各国について書かれた本がたくさんあっておもしろいです。日本についての本は玉石混淆。よく調べてあるな、というものから、よくもこんなでたらめを…というものまで、こういうのをめくっていると時間がいくらあっても足りません。
そうそう、今日はCDコーナーでルビンシュタイン演奏のショパン・バラード、スケルツォ集とfriendsのCDを借りてみました。friendsの方は聴いてガッカリ、でもタダじゃなかったら聴く機会さえなかったし、もしかしたら気になって買っちゃってからガッカリしてたかもしれないし(笑)。ルビンシュタインのバラードは前から聴いてみたいと探していたものだったのでラッキーでした。実際は、昔あんなに好きだったはずのルビンシュタインの演奏がなんだか味気なく機械的に聞こえてしまってちょっとショック。アナログの録音をデジタル化したせいもあるのかもしれないけれど…歳を取って好みが変わったのかしらん。それとも感受性が衰えたのかな…ドラマティックな演奏の方を好むようになったなんて、もしかしてオバサン化しているのかもしれませんな。うーむ。
オーディオ・ブックは一通りピーター・ラビットシリーズを制覇して(これが案外難しいんですよ~っ)小学校の中・高学年向きを聴くようになってきました。今借りているのはHOOT。ウーのお薦めです。子どもたちと対等に本の話ができるようになって何年も経つけれど、もう英語の本では完全に子どもたちが先を行っています。頼もしいねえ。
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一時期私も毎日のように絵本のコーナーに通っていました。その分、本屋にはほとんど行かなくなりましたねー。
アメリカに住んでいると心臓が強くなるんです!…っていうのはダメでしょうか。
私はこのノリにいまいちついていけてません。
ち、ちがうんです。書き方が紛らわしかったと後から気付きましたが、この写真は同じ木の表と裏です。うちのメープルは種類が違うらしく、本当にみすぼらしい…私もシュガーメープルが欲しい~。
子どもたちは私よりも数倍アメリカの文化と接している時間が長いので、慣れているんでしょう(笑)。
メープル、今日もお楽しみください。
お菓子の中の手不気味ですよね!
心臓の悪い人はどうするんだろう…。
本当に心底楽しむんですね!アメリカ人て(^^;)
私も夜はうろつきたくないかも…
好みです~。きれいですね。(^_^)
ガシッと掴む手、面白そーと思ってしまった私。お子さんたちも、いつも通り冷静ですね。