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綺麗な青空と紅葉の下、はるばる競馬場に行ってきました!
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おウマさん、どこ?
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ええっとね、今日は犬のお祭りなので、ウマは騎馬警察だけですよ。
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いろいろなアダプショングループやペット用品の店、ペットホテルなどなど、犬に関する団体がテーブルを出しています。「ぼくをアダプトして!」と書かれた服を着ている子もボランティアさんに連れられてたくさん来ていました。いろいろな事情で命を救われた子たちが終生の家庭に引き取られるために努力している人たちが大勢います。偶然ですが、広島ドッグぱーく事件の譲渡会と同じ日に開催となりました。あちらでも(数々の問題はあれど)無事里親の元に旅立った犬たちが200頭あまりにもなったとのこと。どうか今度こそ平穏な生活がつかめるようにとボランティアの一人として願っています。
犬のチャリティが目的のお祭りなので、駐車場に並んだ車も驚くべき確率でアニマルレスキューのマグネットを付けていました。
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パピーミルについて啓蒙するマグネット。
(我が家のHopeはパピーミルと呼ばれる劣悪な繁殖業者の元でさんざん子犬を産まされた挙げ句使い捨てられて死にかけたところを危うく救われた犬です。長年小さなケージに閉じこめられて繁殖に使われていたので筋肉が正常に発達せず、上手く歩いたり走ったりできません。ウィルス性の病気にも罹っていました。当時の写真はコチラです。犬を飼おう(買おう)とする人たちの意識が向上すればこういう業者はやっていけなくなります)
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そして、広島ドッグぱーく事件のように、犬を見せ物にして金儲けをしようとする業者達はどのようにして子犬を手に入れるのでしょうか。考えてみる必要があると思います。
他にもおなじみのリボン型アニマルレスキューマグネットがたくさん。
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「オレ、ちやほやされてんのー
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ちやほやされてる場合じゃありません。今日はオシゴトで来たのよ~、キミたち!
ここはHopeがレスキューされたコリー・レスキューのテーブルです。
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「わたし、きょう、こりーれすきゅーのかんばんけんなんだって。」
「ほぷさん、看板背負うのか?」
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「このひと、こりーみっくすの”はむれっと”さんよー。」
数ある団体の中で、コリーレスキューのテーブルに気付いて足を止めてくれる人はわずかですが、クッキーとHopeが並んでいるとある程度人目を引くのです。ボランティアシートにサインアップしてくれる人がいれば良かったんですが…いなかったかな?
オシゴトの合間にあちこちウロウロ。今日の目玉は、犬と2マイル走ろう!というものだったのですが、我が家は到着が遅く、それには間に合いませんでした。ハロウィンが近いので仮装大会もあったようです。警察犬の(なんとコリーもいたんですよん)デモンストレーションやアジリティ体験、フリスビーも。
写真が多いのでまたのちほど紹介しまーす。
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我家の2匹の猫もアメリカ式に言うとレスキューされた猫なんですよ!ボランティアさんから、今年の1月に引き取ったばかりの5歳の猫ちゃんなんです。
正確にはレスキューしてくれたボランティアさんが、一人暮らしで癌にかかり、入院するために里親を募集していたのです。(大人の猫はなかなか慣れないので引き取り手がなくて大変なのです)幸い良いこ達で10年もこの家に住んでいるみたいです。
ところで日本ではリニューアル版の「名犬ラッシー」が12月公開されるようですよ。子供の頃、利口なラッシー君に感動して、コリー飼いたい!といって親を困らせた思い出があります。(結局飼ったのは柴犬の雑種でした。)今度のジョナサン役の子も可愛くて又コリーがブームになるかもしれませんね。
大型長毛犬のコリーは本当に世話が大変でしょうから、一時的な感傷で飼ってしまって世話が出来ないと可哀相な事になってしまいそうですものね。(私はその何分の一の大きさの2匹の猫のブラッシングで毎日ヘトヘトです)
なかなか大型犬をレスキューしてくれる人は少ないでしょうし・・・
ふたりとも看板犬のお勤めご苦労様!
クッキー君、自分が看板犬になっていることにもしかしたら気がついていないみたい(^o^)
Hopeちゃん、本当にいい看板犬ですよね。こんなに幸せになりましたーって感じで。
クッキー君のほうもどかん・・と存在感がありますね。こういうチャリティーがあるんですね。
アダプト候補犬たちが、幸せになれますように。
あと・・・警察犬にコリーがいるって知りませんでした。長毛だから、あとのトリミングが大変そうって思うのは、邪道?(笑)
最後まで責任を持てない人は飼う資格なし!!
こちらの田舎でも悲しくなる話がよくあります・・
ほぷさんにもくきさんにも、つらい過去が・・(;;
コリー専門のレスキューですか。日本にもあればいいのに。日本にあるのはドッグショードッグショードッグショーとなんとかの一つ覚えのコリークラブだけです。
こちらではレスキューがごくごく普通で、ドッグパークで出会う犬の半分以上はシェルターからのレスキュー犬じゃないかと思うくらいです。日本も今度の事件をきっかけに少し意識が変わるといいですね。
ラッシーはうちの街では1~2カ所しかやっているところがなくて、結局見に行けませんでした。そのうち2ドル劇場にかかったら行こうと思っていますが…辛いんですよね、ラッシーシリーズって。どれもこれも「よくもコリーをそんなにいじめたな!」って怒り狂って悲しくなってしまうのであまり見たくないのが本音かも。今回のは「家路」のリメイクなのでまた辛いシーンがいっぱいあるはずです…(涙)(でも、戦争中に公開されたSon of Lassieなんかもっとずっとひどかったんです)
コリーは一度ラッシーブームで懲りていますから心ある愛好家たちがブームは阻止してくれるんじゃないかなと楽観視しています。
クッキーは興奮してしまってもうあっちへウロウロこっちへウロウロ。やはりどっしりと構えたHopeさんが看板犬でした。
こちらだとレスキューは本当に一般的なので大型犬でもレスキューの方が多いくらいなんです。それでも無責任に産ませてはシェルターに持ち込む飼い主もたくさん…いたちごっこです。
Hopeの例のETみたいに剃られた写真も持っていったんです。レスキュー当時はこんな姿でしたって。もっともそういうところに来るような人はみんなもうパピーミルのことを知っているので大した力にはなりませんが…
バセットレスキューやリトリバーレスキューは賑わっていたけどコリーはやっぱり…(笑)
警察犬と言っても犯人にアタックしたりする役はベルジアン・シェパードがやってました。コリーたちはレスキュー&サーチドッグでした。それに片方のコリーはスムースだったの!
悲しいことに、それがわかっている人達は捨てたりしないし、わかっていない人達は気にも留めない…やっぱりいたちごっこですが、昨今のネット事情で「無知の罪」による悲劇は少しずつ減っていくんじゃないかと期待してます。
レスキューされたのはHopeさんだけなんですが、実はクッキーもどうやらパピーミルの出身らしいのです…少なくとも私たちがブリーダーだと思っていたクッキーの元オーナーは何頭もの売れ残りコリーをレスキューに持ち込んでいる悪質ブリーダーだったらしく…私たちもクッキーを「買った」ことでパピーミルを助ける一端を担ってしまったことになるようです。全く無知の罪でした。
ショーのことは【全く】わからないので、コリー関係のサイトを見てもちんぷんかんぷんなことが多いのはそういうわけですか(笑)。それさえもわかってませんでした。ま、クッキーなんてサイズ的にショードッグとしては終わってるし、Hopeさんなんか血統書もないし(どこかにあるんだろうけれど)第一顔が「コリーの理想の形」のお手本と外れすぎてておかしくなっちゃうくらい。可愛いけど、「理想的なコリー顔」とはかけ離れてます。
写真のup、他、今日は書きたいこともたっくさんあったのに時間切れでした。明日は書けるといいけど。