2月に入って以来、どの店も一斉に春のガーデニング始動に向けて動き出しました。
今年はどうしようかなあ、何を植えようかなぁ、と思っていた矢先、日本からの嬉しい贈り物(わらしべ長者ごっこばかりで申し訳ありません>関係各位)
ぐはは~!
あ、つい自慢しちゃった。
お見せすべきだったのはこちら。
すべて正真正銘日本の「野菜の種」です。
え?日本から種を送るなんて違法じゃないの?なんて思っているあなた!誤情報に惑わされてますね。実際、多くの方が勘違いしていらっしゃるようですが、実は、きちんと検疫を通せば、種の持ち込みは(一部の例外を除いて)許可されるんです。
そのためにはちょっと面倒な手続きが必要なのですが、それをすべてこなしてくださったのは、えくぼママさん。ありがとうございました!
検疫所で作ってくれる書類の一部。すべての種の種類や数量、原産国がリストアップされています。
リストを作る他、検疫所で、すべて開けて中を見せなければならないそうです。出向けない場合は、封書などの表に「種在中要植検」と赤インクなどで書けばいいのですが、その場合、郵便物も開封されてしまうのだとか。だから、開封されたくない場合は直接検疫所に出向いて検査を受け、封をしてから植検済みのスタンプを押してもらえばいいのですね。(それでも、アメリカ側の検疫で開けられる可能性はあります)
ちなみに、自分で持ってくる場合は、空港で飛ぶ前に検疫を通しても大丈夫なのだそうですよ。質問には親切に答えて下さるそうです。「そうです」ばかりで申し訳ないですが、実はこの部分だけは私にも実体験あり。こちらから日本へ野菜の種を持ち込むとき、国際電話でいろいろ質問したのですが、嫌な顔一つせず(というか、嫌な声も出さず?)細かく丁寧に答えていただきました。わからないことは聞いてみるといいですね。
えくぼママさんより
行く前に、電話で検疫したいのですと言うと、申請書を先にFAXしてくださいと言われます。申請書はインターネットでDLできます。
FAXを送る時に、電話をして検疫に行く日と時間を伝えます。
学名とか英語でわかりませんと言ったら、同封されていたと思いますが、
調べて書類を作ってくれて待っていてくれます。
検疫に行くと、別室でシャーレに開けてチェックします。
異常が無ければ、スタンプと書類をくれます。
書類は開けられたら、相手国の検疫する人が見ながらチェックするのだと思います。
私、今回、入れ物を検疫持っていかなかったので、紙にスタンプしてくれましたが、送る箱ごと持っていくと、箱にスタンプしてくれます。
アメリカでも日本の野菜が食べたい!作りたい!種を輸入したい!と3拍子揃った人の参考になりますように。
やっぱり日本の野菜は美味しいから。
参考リンク:
植物防疫所のURLです
http://www.maff.go.jp/pps/j/search/traveler.html
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いえいえ、これがなかなか敷居が高くて大変なことだと思います。そうそう、新聞の記事は二度楽しむために、まず子どもたちに音読してもらおうと思ってます。
って言うかって言うか、今年の夏・秋の収穫が楽しみですねーーー。期待しています!!
中には本当にダメな種もあるんですが、検疫所に聞けば教えてくれます。基準がよくわからないんですが、一部のカボチャとかダメじゃなかったかな…。
今年は、畑のコンディションがかなり悪いので、思い切って土を足して土壌改良しないといけないようで、何かと大変です~。