はい、さらに続きです。タイタニック展のこととか、アートショウのこととか、ブーの恐怖・仮免許体験!とかいろいろ書きたいネタはあれども、この突然出現した連載を終わらせないことには…
さて、疲れたフーちゃんが故意に電話を切ったのか、回線が乱れただけなのか(これがまたしょっちゅうあるから)微妙なところですが、とにかく、おそるおそる家に帰った私たち。
フーは呆れ顔だったけど、ちゃんと協力してくれることになりました。ありがとう~!最大の難関、若木用の穴掘りという重労働は力持ちのブーが一手に担い、フーはブドウ周りの芝生を剥がして、隣にルバーブを植える準備を。
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シャベルでせっせと掘り起こして耕し、堆肥を混ぜてます。
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ルバーブ
届いた日から、どこに植えようと思案しつつ、そのあまりの形状に地下茎か?とビビり、shukuさんに「地下茎で増えるはずはない」と教えていただき、悩んでいるうちに、なんとビニール袋の中で発芽してたんです。
やっと上下がわかったよ!
…というのはあまりにも大げさにしても、これで植える決心がつきました。植える場所は日当たりと水はけが良いところということで、傾斜した庭の真ん中あたりに。私はパティオ横のブッシュ周りに植えたら?と提案したのですが、冷静なフーに「夏は水のホースがその辺りをこするでしょ?」と指摘されてボツ。さすがに若い子は記憶力がいいよねえ……っていうか…
かくしてブーはひたすら穴掘り、フーはルバーブを植え、オットは地道に庭の枝拾い(これがまた一仕事なんです)、クッキーは
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タイトル:働くわたしたち・ジャマするオレ
そこへ通りかかったのが頼もしいビビパパです。「昨日はビビが急病でERに行って大変だったんだよ~」なんて話をしながら(何しろビビは病気のデパートだから)ガーデニングの話題になり、私がふと「ティラーって使ったことある?」って聞いたら「○○ティラーか?それとも△△ティラー?」と。見たこともないので見当が付かないと言うと、なんと、
「使いたいなら貸そうか?」
…って!持ってるんですか~?
さすが、何でもあるアメリカの家、どうやら反対隣は持っているんじゃないかと睨んで、今度機会を見て頼んでみようかなぁと思っていたんです。というのは、3年前まで何もなかった場所に2年前突然コーン畑を作り、1年前にはそれを取り壊してまた別の場所に畑を作ったりしていたのを知ってるから!
あれを、全部人力でやっているって、ありえないでしょう!さすがの力持ちでもね。
でもまさか、家庭菜園と言えばトマト2本しか育てていない(何故そこまで知ってる?<私)ビビの家でなんでティラーなんか持ってるの!?
半信半疑でビビ宅の物置まで着いていきました。出てきた。しかも2種類。片方は人力で耕すTOOL。垂直に立てた棒の先っぽに悪魔が持ってるようなフォークの歯が4本、ねじれた形でついているものです。ハンドルは自転車のハンドルみたいな形をしていて、土にぐいっと差し込んで捻ると見事に耕せるスグレモノ。こんなのがあるんですねー。
しかし、本物のTillerはそんなもんじゃなかったのです。
軽々と持ち運び、我が家の、ブーが今掘り終えたばかりの穴で実演してくれたビビパパです。
音量注意!
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うわー、でも一瞬で耕せちゃうんだ。すごいすごいすごい!私の浮かれっぷりに、親切なビビパパは「菜園、今耕してみるか?」と。ハイハイ、是非ともお願いします!ということで、その場で休眠中の菜園(の残骸状態)へ。
途中、どれくらい重いのかと聞くと「たいしたことないよ、ほら」と持たせてくれたんですが…
重いの重くないのって
重いですよ!?
というよりも、私には運べません。それくらい重いです。
もっとも、エンジンをかけてギアが回り始めれば自力で進んでしまうから、あとはむしろそれを抑える(引っ張る)力が必要なわけです。
このように。
再び
音量注意!
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かなり練習した後なので、綺麗に耕せるようになってきてます。でも本当はもっと垂直に近く立ててやらないと深く耕せません。でも彼(および我が家の家族)の身長と腕力ではこれが精一杯。
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ドキドキしました。頼むよ、フーちゃ~ん(涙)
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かくして、わずか数分でこのように見事な団粒構造の土ができあがり。
去年までの苦労は何だったの?この記事を見る限りでは、一昨年なんか耕すのに家族総出で3週間かかってますよ。それが一瞬で。ほほぅ、これが文明の力!ビバ!!パワーツール!!! いいのかな~
そして、花壇作りに話は戻りますが、こんなにカンタンに耕すことができるなら、ブドウとルバーブの並び、
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ここっ!
ここを全部ボーダー花壇にしちゃったらどうだろう?全部を一年草にするのは去年懲りたから、ここにばらまき多年草の種とか、例の147球とかを片っ端から植えちゃったらどうだろう?それにウーの花壇もここがいいんじゃなかろうか?
思い立った私は、その場でウーにティラーを運ばせました(ヒドイ)。あまりの重さに、一番遠くで待っている私の処へ上って来るはずが、途中重力に従って遠ざかったりしてましたね。
ともあれ、フェンス際に挑戦!私も使いましたよ~。おもしろかった。でもあっという間に筋肉痛です。まだ肩が痛いくらい。それに、やはり芝を剥がして、一度シャベルで掘り返してからの方が効率良さそうです。ビビパパに来週まで貸してもらえるようお願いし、快諾をもらったので、今週はせっせと花壇を作らなくちゃね。
そこで、冷静なフーとオットに釘を刺されました。
「去年の何倍も花壇増えてるよ。大丈夫?本当に大丈夫?」
大丈夫ですとも!君たちがついてるからね~(笑)
というよりも…、もうあとには引けないじゃない?がんばりましょう、みんなで。なんてメーワクなおかあさ~ん
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やっぱり、花壇は、皆様の目に付くところに気合を入れて作って、裏の方は、野菜や果樹にするのがよいと思われます。この先、雑草も生えることをお忘れなく。芝刈りの邪魔になりそう。
自力でできる範囲にとどめるのがよいのでは?
実演しているビビパパの横で見学している3人はオットさま、フーちゃん、ウーくんでしょうか?
花の咲き乱れる片隅家になるのが楽しみですね~。
羨ましさ半分と、尻込み半分です。
大格闘の動画、楽しく見せていただきました。
しんどそう~♪
でも楽しそう~♪
春の景色を楽しみにしてま~す。
やる気だけは、ご立派!
重いのと音が大きいのが改善されればもっといいのにね。
私の憧れている風景だわ~(笑)
私がせっせと庭仕事しているのに、5cmくらい窓開けて、「ママ、おなかすいた~」と叫ぶのはカンベンして欲しい(-.-;)
そしてTiller!
素晴らしいパワーです。
ルバーブも無事に植えられて、あとは蕗みたいな葉っぱが出るのを待つばかり♪
ボーダーガーデン、やりましょやりましょ。
ハーブとかガンガンいっちゃってほしいわ~。
・・ってスイマセン。
風邪ひいて、体調くずしてらっしゃるのに、一人で舞い上がってしまいました(爆)
わーん、叱られちゃった。芝刈りの邪魔に関してはオットがうるさいので、すでに曲線のボーダーを諦めて、なんの色気もない直線にしました。で、あとはまあ、これから。
前庭の花壇は一つしかないのです。あそこに新たな花壇を造るセンスは私にはありません~。桃の木の下に花でも植えてみようかな?
ビビパパ、これでPh.D持ってるっていうんだから世の中って不思議。見学の3人はオット、ブー、ウーです。
そうか、体格が全然違うんでしたね、なんだか麻痺してました。じゃ、仕方ないか!
ボーダー花壇、一年草の労働量には懲りたので、なんとか多年草をうまく使って手入れ要らずの綺麗な花壇にしようと画策中。一生懸命英語の多年草図鑑を読んでいる今日この頃です。
あじさい、見せて頂きました。さすが日本は品種改良されて、すぐ消費者に届くところに来るんですよね。買えなくて残念でした。うちのはなんの変哲もないあじさいですよ。
スケール大きすぎて半分ヤケです。
毎年こうしてシーズン前には盛り上がるものの、現実は厳しく…できあがったものを見るとガックリ来てしまうんですよね。今年は宿根草中心なのでさらにハードルが上がりました。どきどきです。