こんばんは😀
突然ですが
『こんな型紙職人は嫌だ』
なんて小噺的なものに憧れて書いてみようと思ったかったのですが...
こういうネタって
伊勢型紙職人がどんな仕事なのかという前提を知らないと全然笑えないんですよね〜〜
改めて伊勢型紙の社会への浸透のしてなさに頭を抱えています😵😵
1.まず、伊勢型紙は着物や手ぬぐいなど染め物を作るのに使う染色道具。
2.丈夫にした和紙に様々な模様を彫刻して模様を複製するのに使います。印刷でいう版下、版画でいう版木のようなものです。
3.伊勢型紙職人はデザイナーや下絵師が書いたデザインをもとに正確に忠実に型紙を彫刻します。
4.型紙職人は自分が製作した型紙がどこで何に使われているのかは知りません。納品後は染め屋さん任せ。
とまぁ ひとまずこの程度の基礎知識でやってみましょう😁
こんな伊勢型紙職人は嫌だ!
仲間の職人の集中してそうな時間帯にどうでもいいラインスタンプを大量に送りつける型紙職人。
こんな伊勢型紙職人は嫌だ!
ジャイアンツの手ぬぐい型紙をわざと手を抜いて彫るタイガースびいきの型紙職人。
こんな伊勢型紙職人は嫌だ!
逆にひいきのチームの手ぬぐいにこっそり優勝の文字を加えて彫る型紙職人。
こんな伊勢型紙職人は嫌だ!
自分が彫ったかもしれない着物の女性を街で見つけてストーキングするうちに交番に誘導される型紙職人。
こんな伊勢型紙職人は嫌だ!
依頼主は解像度の低い原稿を整えて欲しいのに、荒れたドットのギザギザを職人魂にかけて忠実に再現してくる型紙職人......。
(あ、これ、ウチの親方やん)
どうでしょうか?
多少なりともクスりとできたでしょうか?
皆様が笑えなかったのは決して私の文才の問題ではなく、皆様の型紙職人の基礎知識が足りなかったということで。
皆さんもっと勉強するように!😤
(笑)
ついでに凛九でやってみたらどうでしょう?
こんな凛九は嫌だ!
センターはメンバー個々の月収で変動。
こんな凛九は嫌だ!
全員ネイルに凝りすぎて作業がおぼつかない。
こんな凛九は嫌だ!
60代になっても後継者がいない
わ!最後のやつとかリアルに怖いよ!
個人的に怖い!!😱😱😱
なんとなく「女性職人9人のグループ」という前提の方がシンプルで分かりやすいですね〜。
皆さまからの大喜利、コメント欄にてお待ちしてます!!
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さて、ナウなお知らせを一件
三重県民手帳2022
カバーはクリエーター✕型屋2110
🎉嬉しいお仕事がやっと情報解禁です🎉
■発売日
10月6日県内一斉発売
■購入先 その他詳細
■表紙カバー
なんとまたもや型屋2110が関わらせて頂くことに!!😳
(ありがたいけどこれで最後かなと毎回思う😂)
三重ゆかりのクリエイター✕伊勢型紙のコラボが実現✨
デザインは三重県四日市市出身東京在住のイラストレーター「 つぼい たけし 」さん。
(電車のイラストめっちゃかわいい!鉄オタならぬとも必見)
色んな三重の文字を散りばめた「三重格子」を型屋2110が型紙で彫刻。
型紙をそのままデータ化し、綿布生地にプリントしました。
このように伊勢型紙を染色道具としてでなくだけでなくデザインとして活用した事例をこちらのブログでも紹介したことがあります
三重のさまざまな伝統工芸とコラボを続け、地元の工芸の普及に一役かっている『三重県民手帳』
ぜひ今年もお手にとって頂ければ幸いです。
では皆様良い夜を〜(^o^)/