最近、特に感じたことや発見したことがありましたので改めて書きます。
まずタイトルの話ですが、よく「ドッグフードを食べてくれない」というのをSNS等で見かけますが、
もしかしたら「食べない」のではなく、体が受付ず「食べれない」のかもしれません。
我家では、これまで3頭のペキニーズを迎えてきました。
初めて迎えたのが先住犬のギズモで13年前になります。
残念ながら先住犬のギズモは、8歳という短命でなくなってしまいましたが・・
この頃の私には犬を飼うということの経験も知識もなくペットショップのスタッフや
動物病院の医師の言うことが全て正しいと思い何の躊躇もなくドッグフードを与え、
犬用のおやつを買い与えて調子が悪くなれば動物病院に連れて行くということを繰り返していました。
そのため、先住犬のギズモは成長期の一番大事な時期に犬用の加工食品を与え続けていたことを
今でも後悔しています。
そのことがギズモが短命だったのかもしれないという思いもあります。
(犬用の加工食品が全て悪いとは言いませんが・・)
ただ、短い犬生であったとしても、もっともっと美味しいものを沢山食べさせてあげれば良かったと・・
私が手作り食の大切さを考えるようになったのは、ペキニーズ仲間の方から紹介された
兵庫県の動物病院の医師との出会いからです。
実は私の妻は当初からドッグフードには否定的でしたが、私は全く聞き入れませんでした。
だからこそ素人の私が、このような記事を書いても簡単には受け入れられないことは百も承知です。
わたし自身がそうでしたから・・
もし、この記事を書くことで救われる愛犬がいるのであればという思いで書いています。
素人の私の意見より先ず私が出会った動物病院の医師のホームページを見ていただければと思います。
医院は兵庫県にあります「あい動物病院」です。
URLは https://www.ai-animal-hospital.com
更にペキニーズブログ仲間の方の愛犬が皮膚疾患で2年近く通院したにもかかわらず治らなかったのが
上記医院のサイトを参考に食事の改善したところ短期間で完治したのです。
こちらもブログ記事サイトのURLを貼っておきます。
http://penki819.blog97.fc2.com/blog-entry-695.html
また最近、我家でも食事の大切さを再認識させられる事がありました。
それは12歳になったビッキーのことです。
数ヶ月前に突然、鼻血を出すということがあり念の為、動物病院に連れて行き診てもらったのですが、
鼻血自体はシリアスなものではありませんでしたが、
レントゲン撮影した結果「門脈体循環シャント」であることが発覚しました。
そのため肝臓が異常に小さく血液の浄化機能が悪くタンパク質の摂り過ぎも良くないと言われました。
当然、加工食品は命取りになります。
たまたまビッキーが我が家に来てからフード類の加工食品は、一切与えていなかったこともあり
今日まで元気で生きてこれたのだと思います。
その為かビッキーは体に悪いものは口にしようとはしません。
これはアレルギーの話にも繋がるのですが以前、愛犬達に食パンを与えたことがあるのですが
ギズモとチャッピーは食べたのにビッキーだけは食べようとしなかったことがあります。
その後、しばらくしてギズモだけが「床なめ」をするようになりました。
当初、ネットで検索しても原因が分からずストレスかもしれない程度に思っていましたが、
更にチャッピーまでが「床なめ」をするようになり、初めて食パンが原因だったことがわかりました。
正確には食パンに使われる小麦粉(輸入小麦粉)に含まれる添加物にアレルギー反応を起こしていたようです。
これはタイトルに書きました「食べない」ではなく体が受け付けないものは「食べれない」ということです。
特にペキニーズという犬種では、この傾向が強いように感じます。
元はアヘン戦争の時にイギリス軍が連れ帰った5匹のペキニーズから普及した犬種故に血が濃いからかもしれません。
実際、親戚さん探しサイトで3代も遡れば皆、親戚みたいなこともあります。
我家の3頭も生まれもブリーダーも皆違いますが、遠遠で血の繋がりはあります。
親戚さん探しサイトはこちら→ https://pedi.in
もし「食べれない」を感じたら先ず食事を変えてみて欲しいです。
最初はお肉を炒めてお出汁で軽く味付けするだけでも良いのです。
味付けについてお出汁と書いたのは、塩分も動物の体に必要なものだからです。
摂り過ぎはダメですが摂らないのはもっとダメだからです。
(実際、大型犬でドッグフードだけでは塩分不足になる為、定期的に岩塩頭で塩分補充されている
飼い主さんの話を伺ったことがあります)
そして、そのお肉を食べた時の愛犬の様子を見てください。
きっと分かると思います。
「食べない」と「食べれない」の違いが・・
この食の改善による治療は人の場合も同様です。
特に有名なのは女優の奈美悦子さんが何年も原因不明な病気で苦しまれていたのが、
最後は食の改善による治療で完治された話です。
現在も食には気をつけられているようで、ご飯も雑穀米を食されているそうです。
で、我家も犬用だけでなく人間も雑穀米を食べるようにしています。
話は少し戻りますが、ビッキーが「門脈体循環シャント」と診断されて納得したのが
昨年辺りから食事の食いつきが悪かったり食べるのが遅い時が目立つようになってきていたことです。
やはり体が受け付けなくなってきていたのかもしれません。
また高齢犬になってきて食欲も落ちてきたのかも・・と
でも改善策がありました。
それがパイナップルです。
元々、気管支炎の持病があるチャッピー の為に始めたのですが、
ビッキーの食欲改善に効果がありました。
以前、りんごを与えていた時期もありましたが夏場に良いりんごの入手が難しくなることもあり止めていました。
パイナップルであれば年中、程度の良いものがスーパーで購入できますし
カットパインならスーパーで簡単に購入できます。
(カットパインは少々、お値段高めですが)
1回に一切れ程度を一日2回与えています。
これを続けて数週間でビッキーの体調が明らかに良くなってきました。
※初めて口にした時は、なかなか食べてくれませんでした。特に酸っぱいものは敬遠されます。
これも食の改善の一環だと思っています。
後に色々とネットで調べて分かったのですが、パイナップルの健康効果は非常に高いそうです。
今は家族全員がパイナップルにハマっています。
あと食後に与えています「エビオス」これ、好きな仔多いですよ。
まとめになりますが食の改善は、人も動物も健康寿命を伸ばす最善の方法だと思います。
人も愛犬も毎日元気でいられるよう願います。