怜-Toki- 感想

第15局　参観


　この日は土曜の授業参観日。



　第13局で怜が視た夢は、やはり授業参観日のものだった。

　葉子のセリフでそれに気付いた怜が慌てて階段の所へ行くと、



　そこには夢で視た通りの清水谷竜華（大）が！！



　怜もツッコんでるけど、いろいろスゴイ（笑）。
　間違っても、授業参観日に保護者が着て来る服ではない。


　予鈴が鳴ったため、怜は痴女の正体を知る前に教室に戻る事となった。



　壁の習字、どうして「竜華」なんて作品があるのかと思ったら、各話のサブタイトルか。



　竜華（大）について、竜華に尋ねる怜。
　姉という発想は出たけど、母という発想は出なかったか。
　さっきも書いたけど、マトモな親ならあんな格好で授業参観に来ないからなぁ（笑）。
　ところで、竜華の「おばちゃん」は「おばあちゃん」の誤植だよね？



　１話にも登場していたけど、こちらは怜の母。
　真面目そうな眼鏡さんで、意外と背が高い。




　ところで、今から３時間目なら、この時計１時間くらいズレてない？
　45分授業だと、9時40分に３時間目が始まったら、終わるのは10時25分。
　休憩を10分として、10時35分に４時間目を開始すると、11時20分には昼休みになっちゃうけど。


　ともあれ、今回の件で怜は一つの確信を得た。



「私は未来が視える」



　自らの能力を冷静に分析する怜。

　未来視の法則性は不明。
　予知夢の内容は１か月以内に起こる出来事？
　細部は夢と現実で異なる事がある。

「つまり今のところ」



「なんの役にも立たん！ ちゅーこっちゃ」

　まぁ、確かに（笑）。
　いつ、どんな予知夢を視るかも分からず、その内容も絶対ではないとなると有効活用するのは難しい。
　上手い事やれば、投資やブックメーカーで大儲けする事も出来るかも知れないけど。


　さて、授業の途中で、竜華（大）が怜たちの教室にやって来た。



　痴女の正体が、竜華の母親だったという驚愕の事実が判明し、次回へ続く。
　次号は休載で、次回掲載は10月25日発売号。