こらっワールドカップ

Coração da copa do mundo - ワールドカップ期間限定感想文

三笘の1ミリとイギリス人

2022-12-31 18:55:09 | 2022カタール
スペイン戦、三笘の折り返しを田中アオが押し込んだゴールとVAR判定が話題になりました。

この件をイギリスの新聞が「ボールはイン、ドイツはアウト」とからかったわけです。
たしかにこれがスペインを沈め、結果としてドイツは3位にとどまり、決勝トーナメントからはじかれました。

イギリスは、ドイツをからかう理由がありました。
2010年大会の世紀の誤審。ランパードのゴールが認められず、イングランドは決勝トーナメント1回戦でドイツに敗れてしまいました。
まあ、しつこいかどうかわかりませんが、きっと彼らは覚えていると思いますよ。


こらっコラ画像 - イングランド幻のゴール。


カタールワールドカップ ふりかえり

2022-12-31 18:15:32 | 2022カタール
【日本代表】
ドイツ戦、前半45分しんだふり
コスタリカ戦、90分間しんだふり
スペイン戦、前半45分間しんだふり
生きてる時間帯で貴重な勝ち点6をとりました。

森保監督は策士だったのか、たまたまだったのか、評価が分かれたと思います。
私はたまたま派ですが、少なくとも耐えて反攻や三苫の使い方の準備ができていたことは事実だと思います。精神的な切り替えのマネジメントはどうやっていたのでしょうか。信じられない蘇り方でした。追いつめられてカミカゼ起こしちゃったような印象もありました。どんなマネジメントをしたのか、知りたいです。

面白くなかったのは、ドイツ戦の前半(引くにしても、相手をたてすぎ)、コスタリカ戦(勝ちに行かなかった)。とくにコスタリカ戦は、想定外のドイツ戦勝利が得られたので、勝ちに行くべきだった(ターンオーバーの予定を崩してよかった)、それをみすみす逃してなんて愚かなの、と思っていました(その予測は間違っていましたが)。
クロアチア戦は一番戦っていて、楽しい試合でした。

【PK戦】
「PK戦は運だ」という話がありますが、日本だけでなく、ブラジルやオランダが敗れたPK戦も運ではありませんでした。
PK戦が運であるというのは、その昔PK戦を設計した時、そういう想定だった、というだけです。120分戦ったのだから、あとは運にも任せて白黒つけようというのがPK戦の設計思想だったと私は思います。
ところが現在はキーパーの守備力が上がったので、運ではなくキーパーの力に左右されることとなりました(当然それを凌駕するキック力というのもありますが)。
ですので、勝つためにゴールキーパーのPK阻止力の向上は必須です。
なお、キーパーがPKを含め試合の支配項になりすぎていると思います。乱暴な提案になりますが、ゴールの枠を大きくするのがいいと思います。サッカーはもっと点が入っていいです。

【VAR】
三笘のミリの折り返しが話題になりました。ゴールが認められたのは、VARのおかげです。
VARはゴールラインとオフサイドの判定に関しては、明らかに良いものと確信できました。ホークアイとセンサーチップ入りボールの複合技術は今大会から導入され成功を収めました。
他方、ペナルティ判定はまだ納得の行く運用ができたとは言えないのではないでしょうか。私は、VARの使い道は「主審の判断の補助(と透明性の確保)」程度の落とし所がいいと思うのですが、ペナルティを絶対に見逃さない方向に行くのか、いけるのかといった所でさまよっている印象です。これは本ワールドカップに限らずJリーグでも同じです。

【長いアディショナルタイムと選手交代]
「本田の7分(と嘆いたこと)」が話題になりましたが、ハーフだけで10分越えもありました。正確にとったようです。こうするなら、ラグビーなどのように時計を止めて45分で終えるようにすればよいでしょう。また、交代が5人になりました。これはコロナルールが本格採用されたものですが、もとから私は多人数交代支持派でした。全員交代してもよいと思います。代表に限らずクラブでも選手がたくさんいるのですから、フレッシュな選手を入れて、常に走れる試合を見たいものです。これもラグビーのようなルールにして仕舞えばどうでしょうか。サッカーのルール変更の考え方はなかなか保守的です。

【エムバペ・メッシ vs チーム戦術】
整った決め事によるチームプレーの価値が、否定されたと思います。
今でも私は、2010スペインの優勝が一番美しく、それを引き継いだかの2014ドイツもよかったと思っています。前回のフランスは堅守+エムバペでした。さて、今回勝ち残ったのは、メッシ、エムバペ、モドリッチという強烈な個を有するチームでした。他方、整ったチーム戦術を持ったドイツ、スペインに日本が勝ってしまったというのは、象徴的な出来事でした。
なお、日本が2022上位国の域に行けるかはわかりませんが、エムバペは三笘の上位互換なので、三笘がエムバペになってくれとか、そういう話かと思います。過度な期待は良くないとは思いますが、そういうことです。
参考までに、エムバペと三笘の関係は、メッシと家永、モドリッチと中村憲剛にも当てはまりす。可能性はあるのです。フロンターレだらけですが。

【観戦方法】
19:00, 22:00, 25:00, 28:00で毎日4試合という展開、日程を短くしたためらしいですが、すごく忙しかった。
決勝トーナメントは24:00, 28:00などで、朝起きて「そおっとアベマを観る」。アベマは快適でした。アベマに大谷エンゼルスの中継に続いてお世話になりました。これからのワールドカップのテレビ視聴はどうなるのでしょうか。なお本田の解説が面白かったのですが、彼は専門家としての批評は、視聴者に関係ないと考え、封印していたそうです。結果として、こんなにポジティブだったんだ本田さん、を体験できました。

【アジア・アラブ】
サウジアラビアがいきなりアルゼンチンに勝ったのですが、これは強かった。
韓国、オーストラリアも強く、日本は強さは感じませんでしたが、しぶとい、不思議なチームでした。そして頂点がモロッコでした。実質のホームアドバンテージも得て、いきいきとしてました。アジア・アラブ(+北アフリカ)にとって良い大会でした。ヨーロッパは、軽視とまではいかないものの、ワールドカップに心から集中して臨めたのでしょうか。忙しすぎて、心も体も準備ができていなかったチームがあったのではないかと思います。ワールドカップの試合数も増えます。トップ選手の仕事は増える一方です。FIFAは金の卵を生むニワトリを殺してしまわないことを祈ります。

ありえない超人対決の決勝 アルゼンチン(PK won) 3-3 フランス

2022-12-19 21:40:14 | 2022カタール
アルゼンチンがあまり苦労せず、前半に2点を先制。フランスは体調不良者続出の報道の通りか、いいプレーが見れない。
このまま勝負が決してしまう予感の前半、そして後半も。

しかし、80分にpkで、即座に崩して同点に。
メッシが失い、エムバペのヘッドの絶妙な返しワンツーダイレクト。シュートもトラップできたのを悪い体勢ですぐ打つエムバペ。
80分間しんだふりは森保戦術かという変貌ぶり。
フランスいきいき元気に。

延長は疲れたアルゼンチンが膠着に持ち込むのかと思いきや、戦う戦う。
勝ち越しゴールは文字に起こせないけど、メッシが押し込む。
掻き出しクリアしたかと思ったが、ゴール。
これで勝負あったかと思いきや、フランス同点、もう訳がわからない。

PK戦はエミリアーノマルティネスの活躍でアルゼンチン勝利。メッシ念願おめでとう。
この試合のアルゼンチンはきたなくなかった。

メッシ2点、エムバペ3点、超人ですわ。

3位決定戦 クロアチア 2-1 モロッコ

2022-12-18 21:20:26 | 2022カタール
クロアチアの見事なセットプレー得点と、直後 おモロッコの事故的なセットプレー得点、
その後一進一退も、モドリッチが持ち込み切り替えしてシュート、こぼれ混乱した後モロッコの掻き出しをクロアチアの中盤が拾ってゴールにつなげる、この拾いが決めた一点でした。
土曜24時の試合を翌朝オンデマンドで

◼️準決勝 フランス 2-0 モロッコ

2022-12-17 08:50:20 | 2022カタール
フランス開始早々グリーズマンが右サイドを突破したところで勝負あった。エルナンデスのカンフーキックゴール。モロッコは5バックっぽく始めたのに崩されて残念でした。
モロッコのオーバーヘッド、惜しい。
最後はエムバペの不可能を可能にする突破からの得点。結局個人の力でした。
(翌朝オンデマンド観戦を更に遅れて書いています)

◼️準決勝 アルゼンチン 3-0 クロアチア

2022-12-14 22:13:22 | 2022カタール
様子見の立ち上がり、すきあらばの両チーム、どこから崩すかわからぬまま、アルゼンチンが議論のあるPK獲得で先制。
2点目は、クロアチアのコーナーからのウルトラカウンター発動。クロアチアは高さ勝負をすれば良いのに、小細工からカウンターをくらう。
(ここで私は興味を失い、早送り観戦へ)
後半、メッシが1人ですごい持ち込み。
クロアチアはいい所がありませんでした。

朝4時の試合を起きてからオンデマンド観戦。
記録は夜に書いています。

■QF4 僅差のシュート力。イングランド 1-2 フランス

2022-12-11 11:13:53 | 2022カタール
17分チュアメニのゴールは、エムバペが左サイドイングランド3人で取り囲むも、エムバペ下げないでなんとか中で再度ボールをもらい、誰かにはたいて、グリーズマンが置いて、遠目からズドン。

イングランド反攻、23分ケインのシュートをロリスギリギリでセーブ。
続いてケインの突破がVAR、なし。私はファウル、もしかして外?と思った。
その後フランスが盛り返して、イングランド攻めあぐむ時間も。

後半、サカが右から何度か突っ掛ける。
サカが二枚に囲まれるも狭いところをワンツーで突破、さらに切り込むところでPK獲得。
ケインとロリスのスパーズ対決の表情の機微もサッカーですね。

後半30分過ぎ、ジルーのフリーをビッグセーブ。しかし、そのコーナーから放り込み直して、ジルーがゲット。
フランスがそのまま行くかと思ったところ、押してVAR PK。
しかしケインのキックは上に。
微妙なPKは決まらない法則発動。
試合はシーンとしてしまった(日本だと無駄に歌声を上げる)。

そして最後のラッシュフォードのFKは上へ。
フランスおめでとう。

■QF3 アラブの勝利、モロッコ 1-0 ポルトガル

2022-12-11 08:59:39 | 2022カタール
土曜24時の試合でしたが朝起きて、30分くらいでオンデマンド観戦。

ポルトガルへのすごいブーイング、耐えるモロッコの展開(多分)。
前半大きなクロスをモロッコが高くかすめてヘッダー成功。
最後、ポルトガルが攻め続けるのシーンは手に汗握る。
モロッコ主将?DFの負傷、ロナウド途中出場やぺぺのチャンスが決まらない。
終了時のアラブの雄叫び10万人(もいない)すごかったですね。興奮しました。

■QF2 オランダ 2-2 アルゼンチン ←PK勝ち

2022-12-10 21:18:26 | 2022カタール
元々思い入れのない2チームですが、それにも増して面白みが見出せない試合、除くメッシのアシスト。

オランダはがっかりのだめさ。アルゼンチンのろくでもない試合運びでイライラ見てたら試合がめちゃくちゃに。

オランダの一点目(83分)は事故的でしたが、アルゼンチンパレデスの蛮行(終了間際のオランダベンチに蹴り込み)、ロスタイム10分のアルゼンチン無駄なファウルからオランダのアルゼンチンばりのトリックFKで劇的同点。これには勧善懲悪的に興奮しました。なお、オランダを善玉と思ったことはありませんでしたが。

結果自体は妥当かと思いますが、アルゼンチンの試合の仕方には全く共感できないですね。
オンデマンドで約一日遅れで観戦、なんとか何も目にせず見れました。

■QF1 ブラジル 1-1 クロアチア ← PK勝ち

2022-12-10 09:59:31 | 2022カタール
すごく面白い試合。スリリング。
クロアチアはブラジルに互角なのですよね。
日本はクロアチアと互角に試合をしたつもりだったのですが、日本がブラジルにこの試合ができたか。
どう違うのか。キーパーリバコは違うが。

延長で試合がしんで、PK戦かと思う前半終わり、ネイマールのゴール。
自分で仕掛けてワンツー狭いところ抜けて、フィニッシュも不可能に近いゴール、世界最高のゴール。
と思ったら、クロアチアのウルトラカウンター発動。
(モドリッチ起点でした、後で知った)

PK戦、ネイマールまで回らずに終了。
オンデマンド観戦

★R16-7 スペイン 0-0 モロッコ、モロッコがPK勝ち

2022-12-07 12:48:12 | 2022カタール
モロッコ応援のすげー歓声、圧。でも男くさい男どもが、半べそ顔で手を合わせてる。
スペイン攻められない、モロッコはまっている。
延長も面白い、攻め合ってる。
ロスタイムのスペインの後一歩の攻撃、ゴンちゃんの ふぅうわー〜 の嘆声。

ブスケツ止められて、マヤ思い出した。。最後、2番がぽんと正面に蹴って決定。
モロッコおめでとう