こらっワールドカップ

Coração da copa do mundo - ワールドカップ期間限定感想文

観戦メモ.コスタリカ 1-1 ギリシャ (R16)

2014-06-30 23:30:00 | 2014ブラジル
ギリシャしぶとい。コスタリカが先制するも退場者を出し苦しい展開。しかしギリシャは攻めきれず。
そこに終了間際の同点ゴール、まさに起死回生。ゲルマン魂(旧)みたいな。
死闘。つまんないけど、楽しいチームでした。

またオチョア.そこへどかんとスナイデル.オランダとメキシコは同点で延長へ、と思ったら? (R16)

2014-06-30 02:57:11 | 2014ブラジル
3バック(5バック)のミラーゲームになりました。スペースがなく、特にオランダが困ります。

後半頭にメキシコ、ドス・サントスのカウンターからのゴールが決まります。
一方、オランダは崩しきれない。ロッペンが突破して、転んでも笛は鳴らない(1回はPKでよかったと思います)。
転ばずにキーパー一対一を作っても、オチョア、オチョア、オチョア。
84分のフンテラールのシュートブロックなんていったいどういう反射なのだろう(オフサイドではあったが)。

と書いていたらスナイデルがコーナーこぼれをどかんと一発。

スペースをお互い塞いだ上でのパスサッカー、およびドリブルの個の使い方、というのが、これからの未来のトレンドのプロトタイプになる試合になった予感がします。

残念ですが90分で寝ることにします。

と思っていたら、ついにロッペンが走って走って、ライン際切り返して、PKを獲得。マルケスにイエロー。

キッカーはフンテラール。オチョア対フンテラール。

オランダ脅威の逆転劇。

3分間給水タイムというのを初めて見た。

観戦メモ.ウルグアイ0-2コロンビア (R16)

2014-06-29 11:59:10 | 2014ブラジル
ハメス・ロドリゲス素晴らしいですね。
左肩でポンとトラップして、振り向き様のボレー。
ペケルマンのチームも素晴らしい。

次にブラジルとコロンビアのどちらかがトーナメントから去る宿命は非常に残念です。やはり日本がC組1位をとって、ブラジルに負ける役割をするべきだった (゜д゜)。
勝った方を応援します。その価値がコロンビアにはある。

PKの心理戦を押し切ったネイマールの技術.ブラジル1-1チリ(R16)

2014-06-29 10:27:14 | 2014ブラジル
PK戦、心理戦としてみても非常に面白いものでした。ブラジルはPK戦に持ち込まれたくなく、チリ優位の雰囲気がありました。

ブラジル  ××
チリ×××


1本目は、ダビドルイスが冷静に決め、ジュリオセーザルの完璧なセーブ。
2本目は、ブラジル失敗もジュリオセーザルがエースサンチェスを連止でブラジル優位に。
4本目で、フッキが工夫のない止められ方で、一転チリに勢いが出ます。

ここで最終蹴者としてネイマールが登場。頂点となる緊張感。その中、ネイマールは細かいステップから駆け引きを行い、キーパーを先に動かせてから、キーパーの逆サイドとなる左に確実に決めました。あの状況で正確な判断と技術の行使をできるネイマール。直前の延長最後は足がつって歩けなくなっていたことも含め、冷静なプレーがチリに流れかけていた勢いを止めました。内に秘めるタイプのネイマールですが、彼のプレーがチリに引導を渡したと思えるキックでした。最後はチリのキックが右ポストに当たりました。




ブラジルは序盤、コーナーからの幸運なダビド・シウバの押し込みで先制。
メキシコはブラジルのスローインミスをついて、同点。どうしたブラジル。

ブラジルはゲームを作れない。チリの統制のとれた守備とカウンターに手を焼く。
フッキのスーパートラップからの右足すねのうまいシュートがトラップ時のハンドの《非常に微妙な》判定で取り消し。

延長戦、
メデルはネイマールの突破からのクロスを、ものすごい読みとスピードでカバーしクリア、負傷で力づきて交代。
フッキの孤軍奮闘。
ピニージャの延長29分頃のクロスバー。

チリは面白かったし、ブラジルが残ってくれたのは、大会的にはよかった。しかしブラジルのチーム完成度は高くない。どうするブラジル。


観戦メモ.アルジェリア1-1ロシア (H-3), ポルトガル 2-1 ガーナ (G-3)

2014-06-28 23:30:01 | 2014ブラジル
6月27日(金) 5:00 H アルジェリア1-1ロシア
6月27日(金) 1:00 G ポルトガル 2-1 ガーナ

録画したのを飛ばし観戦しました。

アルジェリアは韓国戦の貯金で突破をしましたが、試合としては見所に恵まれないもの。
ベスト16のチームであえて残念なチームがあるとしたら、それはアルジェリアとギリシャだと思うのですが、韓国と日本はそのチャンスをも活かせなくてもっと残念でした。

Cロナウドはようやく1点を取りましたが、なんだかキーパーがロナウドにあげたボールにアルジェリアがDF3名倒れ込んでうわー決められたみたいなドリフ的展開。しかし点をたくさんたくさんとらないといけなかった・・・もしかしたらロナウドは全てのシュートチャンスを決めていたら、アメリカに追いついていたかな・・・とあらぬことも考えながら見ると、ロナウドの表情に哀愁を感じました。哀愁なんておよそ似合わない選手なんですけどね。
ガーナは結局内乱が起きたそうで、ムンタリとプリンスが追放されたそうでチーム力が落ちました。ギャンはアルアイン(UAE)でプレーしているのですね。こういう選手がJリーグにきてくれないかと。

(2014-06-29 21:11:59 記述)

観戦メモ.米国 0-1 ドイツ (G-3)

2014-06-28 23:30:00 | 2014ブラジル
6月27日(金) 1:00 G 米国 0-1 ドイツ
ビデオで昨日の試合を追っかけました。

クリンスマンとレーブの子弟監督対決でしたが、ドイツは危なげなかった。
この試合、ドイツとアメリカが(わざと)分ければどちらも16強進出の状況。
アメリカは引いていて、(おそらく)1点差負けもやむなし(大敗をしなければ)という考えだったのだろう。一方ドイツは普通に試合をこなしていた。

試合はミュラーのうまいゴールでドイツが勝つのですが、無理がない。パスサッカーとして最も安定したチーム。日本もこういう域に達したいのですが、前提となるフィジカルが違うので、直接まねができない。前回大会はスペインが一歩抜けた高性能サッカーをしたのですが、ドイツらがこうやって「自分らなりの」高性能なパスサッカーをやり始めると、スペインの特殊性がなくなり、日本に至っては、どこでその特質をだしたらいいのだろうか。

日程とテレビ(更新)

2014-06-27 07:19:19 | 2014ブラジル
日程とテレビの更新です。残り16試合になりました。

6/29 日 1:00 R16 ブラジル×チリ/TBS
6/29 日 5:00 R16 コロンビア×ウルグアイ/フジ
6/30 月 1:00 R16 オランダ×メキシコ/NHK
6/30 月 5:00 R16 コスタリカ×ギリシャ/NHK
7/01 火 1:00 R16 フランス×ナイジェリア/日テレ
7/01 火 5:00 R16 ドイツ×アルジェリア/NHK
7/02 水 1:00 R16 アルゼンチン×スイス/NHK
7/02 水 5:00 R16 ベルギー×米国/テレ朝
7/05 土 1:00 QF FRA/NGAxGER/ALG/テレ東
7/05 土 5:00 QF BRA/CHIxCOL/URU/NHK
7/06 日 1:00 QF ARG/SUIxBEL/USA/NHK
7/06 日 5:00 QF NED/MEXxCRC/GRE/TBS
7/09 水 5:00 SF 土曜の勝者/NHK
7/10 木 5:00 SF 日曜の勝者/TBS
7/13 日 5:00 3位決定戦/フジ
7/14 月 4:00 決勝/NHK


残念なアジア.韓国0-1ベルギー (H-3)

2014-06-27 06:52:37 | 2014ブラジル
毎日、1・2試合見ていたのですが、さすがに昨日は気落ちし、試合を見ませんでした。アルゼンチンの組とフランスの組だったのですが。

韓国は2戦首位のベルギーと最終戦。韓国はベルギーに勝って、裏のアルジェリア対ロシア次第では逆転2位抜けの可能性を残してのキックオフでしたが・・・

ユニフォームがベルギー黒、韓国白ですね。どちらも第一ユニフォームは赤なのです。今大会は同色の場合、両チーム第二ユニフォームになるのですかね?他にもそういう試合がたしかありました・・・こういう話に流れるのは、気が入らない証拠ですね。残念です。

ベルギーは前半終了直前に退場者を出し10人でプレーしていますが78分に先制。

いま試合終了。韓国も印象を残せずにブラジルの地を去ることになりました。

観戦メモ.クロアチア1-3メキシコ (A-3)、オランダ2-0チリ (B-3)

2014-06-24 23:03:48 | 2014ブラジル
朝にA組2位をかけたクロアチア戦を、夜に1・2位決定戦のオランダ戦を見ました。

6/24 火 5:00 クロアチア×メキシコ/フジ
6/24 火 1:00 オランダ×チリ/フジ

欧州対(中)南米の対決でしたが、1勝1敗。ともに「引き分けでOK」という上位チームが勝ちましたが、内容としても順等。
メキシコ戦をみると、ヨーロッパが南米で走り勝つのは困難と印象を持ちましたが、オランダはチリに走り勝っていました。たいしたもんです。

さて、朝になると運命の日本対コロンビアですね。

グループリーグ1、2試合のレビューと3試合目の見所.

2014-06-23 22:58:19 | 2014ブラジル
グループリーグが2巡して、残すところ1試合ずつ。ここから4日間で一気に4試合ずつ消化していきます。どれを見るか、見所予習です。

グループA
ブラジル  4
メキシコ  4
クロアチア 3
カメルーン 0

6/24 火 5:00 カメルーン×ブラジル/NHK
6/24 火 5:00 クロアチア×メキシコ/フジ

ブラジルはほぼ確定。西村さんに泣いたクロアチア(いいサッカー)がメキシコに勝つかの直接対決。


グループB
オランダ  6
チリ    6
豪州    0
スペイン  0

6/24 火 1:00 豪州×スペイン/テレ朝
6/24 火 1:00 オランダ×チリ/フジ

オランダとチリ抜け、まさかの消化試合×2。豪州は連敗もアジアで一番よい試合をしている。


グループC
コロンビア 6
コートジ  3
日本    1
ギリシャ  1

6/25 水 5:00 日本×コロンビア/テレ朝
6/25 水 5:00 ギリシャ×コートジ/NHK

日本は勝つのみ、ギリシャを祈るのみ。


グループD
コスタリカ 6
イタリア  3
ウルグアイ 3
イングラン 0

6/25 水 1:00 イタリア×ウルグアイ/テレ東
6/25 水 1:00 コスタ×イングランド/NHK

まさかのイングランド。イタリア×ウルグアイの一騎打ち、引き分けならばイタリア。


グループE
フランス  6
エクアドル 3
スイス   3
ホンジュラ 0

6/26 木 5:00 ホンジュラス×スイス/NHK
6/26 木 5:00 エクアドル×フランス/テレ朝

この組はあまり見れていません。フランスを含め、まだ突破決定チームなし。


グループF
アルヘン  6
ナイジェ  4
イラン   1
ボスヘル  0

6/26 木 1:00 ナイジェ×アルゼン/NHK
6/26 木 1:00 ボスヘル×イラン/日テレ

いい試合をしたのに残念なボスニア・ヘルツェゴビナ。1位2位対決は引き分けを予想。

グループG
ドイツ   4
USA   4
ガーナ   1
ポルトガル 1

6/27 金 1:00 アメリカ×ドイツ/TBS
6/27 金 1:00 ポルトガル×ガーナ/NHK

好チームのガーナを決勝トーナメントで見たいが、ドイツと米国が談合すると、そこで終わり。


グループH
ベルギー  6
アルジェ  3
ロシア   1
韓国    1

6/27 金 5:00 韓国×ベルギー/NHK
6/27 金 5:00 アルジェリア×ロシア/日テレ

韓国の勝ち抜け条件は、
アルジェリアが引き分けて、韓国が3点差勝ち、または
アルジェリアが負けて、韓国がロシアよりいいスコアで勝つこと。


ここまでの2周りで面白かった試合。ガーナ2試合いい試合をした。今朝方のアメリカ2-2ポルトガルも劇的にポルトガルが首の皮一枚つなげる。日韓はどちらもふがいない。

6/13 金 5:00 A ブラジル×クロアチア
6/14 土 4:00 B スペイン×オランダ
6/15 日 1:00 C コロンビア×ギリシャ
6/15 日10:00 C コートジ×日本
6/15 日 4:00 D ウルグアイ×コスタリア
6/15 日 7:00 D イングランド×イタリア
6/16 月 7:00 F アルゼン×ボスヘル
6/17 火 1:00 G ドイツ×ポルトガル
6/17 火 7:00 G ガーナ×アメリカ
6/18 水 4:00 A ブラジル×メキシコ
6/19 木 4:00 B スペイン×チリ
6/20 金 4:00 D ウルグア×イングラン
6/21 土 1:00 D イタリア×コスタリカ
6/22 日 1:00 F アルゼンチン×イラン
6/22 日 4:00 G ドイツ×ガーナ
6/23 月 7:00 G アメリカ×ポルトガル

観戦メモ.伊0-1コス(D-2),ス2-5仏(E-2),アルヘ1-0イラ(F-2),韓国2-5アルジェ(H-2),USA2-2ポ(G-2)

2014-06-23 22:30:00 | 2014ブラジル
(観戦メモ)

6/21 土 1:00 イタリア0-1コスタリカ/NHK

イタリアがうまくはめられた試合だった。

6/21 土 5:00 スイス2-5フランス/NHK

フランスやりたい放題だが、しっかりスイスは仕事をしてやられ切りにはしない、こういうのはいい印象だろう。

6/21 土 7:00 ホンジュラ1-2エクアド/テレ朝

エクアドルが逆転勝ち。ビデオで速視したが内容を忘れてしまいました。ギリシャショックが・・・

6/22 日 1:00 アルゼンチン1-0イラン/日テレ

イランよく守るなあという試合。最後の最後のさいごにメッシにやられてしまった。マラドーナは今回はスタジアムに入れてもらえたそうだが、メッシのゴールは帰った後・・・

6/23 月 4:00 韓国2-5アルジェリア/NHK

韓国残念な試合。不運というか、運を引き寄せるいつものアグレッシブさがないというか。

6/23 月 7:00 アメリカ2-2ポルトガル/TBS

大事な生き残りの試合だったが、実は重たい試合。おそらくマナウスの気候のせい。ポルトガルが(よく働く)ナニのゴールで先制するも、アメリカが同点。引き分けの雰囲気の中、アメリカが逆転し、ロスタイムのラストワンプレーでCロナウドが右のロングピンポイントクロスから左ウイングのバレラが体を投げ出すヘッドで劇的同点。全体的にはアメリカが安定。

オシムの国のW杯-民族共存へのキックオフ.ナイジェリア1-0ボスニア・ヘルツェゴビナ(F-2)

2014-06-22 23:50:05 | 2014ブラジル
NHKスペシャル 民族共存へのキックオフ~"オシムの国"のW杯~(2014年6月22日(日)午後9時00分~9時49分)とナイジェリア1-0ボスニア・ヘルツェゴビナ(6/22 日 7:00 テレ東)の感想です。


「これまで戦争をしていた国が少しずつ成功を重ね、世界の舞台に踏み出したことはとても大きな意味を持っている。」(オシム)

対立する民族を団結させた立役者がオシム。
ボスニア・ヘルツェゴビナはムスリム(ボシュニャク)、セルビア、クロアチア、3つの民族からなっている。

(旧)ユーゴスラビアは1990年のイタリアワールドカップで輝きます。イビチャ・オシム監督の元にストイコビッチら天才的なプレーヤーを擁し、強い印象を残しました。Jリーグ開幕前の私にとっては、天才マラドーナの邪魔をする東欧の謎の集団という意識でしたが。

その時のユーゴは、民族紛争の影響で選手の選抜も自由にできる状況ではなかった。オシムはそんな国内状況を全く寄せ付けず、実力本位で選手を選んだ。

「クラブの所属地域や選手の名前、出身、宗教を気にかけるようになった。そんな考え方は、私には全く関係のないものだった。」(オシム)

しかし、国では戦争が始まっていた。

「クロアチアの海岸線では既に衝突が始まっていた。誰かが死んだり怪我をしたことを知らせる電話を心配する中で平常心で試合に臨めるわけがなかった。」(オシム)

準々決勝でマラドーナのアルゼンチンにPK戦の末破れます。

この試合の記憶を問われ、オシムは「それは父親が死んだのを覚えていますかというのと同じ質問だ」と答えます。オシムは日本でもPK戦を見ないことで有名でしたが、その根底の話を聞いたのは私は初めてでした。

ボスニア紛争では20万人が命を落とす。オシムは戦争に抗議するため代表監督を辞任する。


「私が辞める理由はお分かりのはずだ。サラエボのため私ができる唯一のことは辞任することだ。サラエボは私が生まれた場所なのだ。」(オシム)

ちなみにユーゴスラビアは92年の欧州選手権の出場が決まっていましたが、戦争のため出場が停止になり、大会は代わりに出場したデンマークが優勝してしまいます。

時は流れて、ブラジル予選。このときボスニア・ヘルツェゴビナのサッカー協会は3つの民族からそれぞれ1名ずつ、合計3名の会長がいる異常事態になっていた。これに対しFIFAは、会長を1名にしなければ国際試合の出場はならぬと通告。このままではワールドカップ予選にすら出られない。その混乱解消に立ち上がったのがオシム。時間は1ヶ月半しかない。ボスニアでは全ての団体が3つの民族に分かれていた。

オシムは政治家を含めあらゆる立場の人に会い、事態を解決した。最もむつかしい状況にいたセルビアの政治家代表に訴えた。
「フットボールはボスニアの最も大切な宝物だ。それをあなたがつぶしてしまってもいいのか」
期限の5日前、民族を超えたサッカー協会を作ることが決定された。そして代表チームは予選に参加でき、予選を1位で突破した。

「ボスイアが何かできることがあるという自信を取り戻したにすぎない。みんながサッカーを愛する必要はないが、戦う姿を見ているだけでも国民には喜びとなる。人々の気持ちを動かしたんだ。自分は何かの一部だと感じ、人々と共に道に出て、共に歌い踊る
仕事や生活に希望が戻り、国が再び歩み始めるんだ。」


今朝のボスニア・ヘルツェゴビナ対ナイジェリアの試合。先発11のうち、ボスニアで育ったのはエースのジェコのみとのこと。10番のミシモビッチも父親の代にミュンヘンへ移民。

試合は2つの不安な判定もあり、1-0で敗戦。予選敗退が決まってしまった。残念だったのは、ジェコの微妙なオフサイドによるゴール取り消しだけでなく、会場であるクイアバの気候。これで前への推進力が失われてしまった。(日本代表のコロンビア戦の会場です)。ロスタイムのポストもツキがなかった。。。

ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のサポーターソングがディノ・メルリンによる1989年のヒット、「Bosnom behar probeharao」(ボスニアに花が咲いた)
番組の中でも、チームの選手たちがこの歌を歌うシーンが放送されました。

Dino Merlin - Bosnom behar probeharao

NHKスペシャル 民族共存へのキックオフ~"オシムの国"のW杯~

コロンビア戦は本田の1トップを.日本 0-0 ギリシャ (C-2) をふまえ

2014-06-22 19:42:47 | 2014ブラジル
2戦終わって勝ち点1、総得点1。私もご多分にもれず意気消沈してますが作戦を考えました。

まず日本が突破する条件です。日本はコロンビアと、コートジボワールはギリシャと戦います。

日本勝ち、コートジボワール負け ⇒ 日本が突破 *1
日本勝ち、コートジボワール分け ⇒ 日本が突破 ※

*1 ギリシャが3点差以上で勝つとややこしくなる
※ 日本1-0でもだめ、得失・総得点の問題になる(6/24訂正)

このように日本が勝つことが必須で、かつギリシャががんばる必要があります。
実はギリシャ戦の引き分けは、理論上は悪くありませんでした。というのも、日本がもしギリシャに勝っていたとしても、コートジボワールの引き分け以下が実質上必要でした(*2)。ですので、ギリシャ期待は動かすことができないので、ギリシャに引導を渡さなかったのは、実は戦略的だともいえます(*3)。またザッケローニがイタリア人だということも注目すべきです。イタリアというのはスロースタートは定石で、周囲をヒヤヒヤさせながら成果を出すものです(*4)。

*2 日本はギリシャに2点差以上の勝利が欲しい状況でした。第3戦に日本とコートジボワールがどちらも1-0のスコアで勝った場合、コートジボワールが2位、日本が3位になります。
*3 この負け惜しみを会社で何人かに説明したところ、そもそもスコアレスの状況自体がゆるせず計算の問題ではないと、非常にまっとうなロジックで否定されました(汗)。
*4 ザック監督はイタリア人ぽくなく、日本人的だという評は忘れることにします。

ここまでの戦いの日本代表への批判は以下のようになるでしょうか。
  • 監督が悪い
  • フォワードが悪い
  • ブラジルの気候が悪い

どれも一気に解決できればいいのですが、そうもいかないでしょうから次のフォーメーションを提案します。

ワントップに本田、トップ下に香川、サイドに岡崎と大久保でどうでしょうか。大久保でなく清武でもいいです(選手の状態次第)。上記の課題が一気に解決します。

冗談はさておき、選手の状態と初心に返る、日本の強みにかけることを考えると上記プランに合理性があるはず。本田のワントップは4年前の作戦と真逆の意味を持ちます。そして注意すべきはクイアバの気候。イングランドやボスニア・ヘルツェゴビナも飲み込まれている。本田と香川が中でどれだけ輝けるか。総力で。

劇的譲らず、至福のワールドカップ.ドイツ2-2ガーナ (G-2)

2014-06-22 11:06:57 | 2014ブラジル
おもしろい、90分全く飽きない屈指の好ゲームでした。

前半0-0も1分たりともつまらない時間がない。
後半、ドイツとガーナ、どちらも非常にいいサッカーをしている。ボールを少しずつ動かして相手の隙をつくり、サイドをあけさせてクロスを放り込む。
ドイツの先制点、ガーナの同点ゴール、どちらもそっくりな右クロスからディングでの得点でした。

ガーナの逆転ゴールは、ドイツの守備からの作るボールをムンタリが奪ってゴール。続けてドイツがクローゼのコーナーこぼれのすばらしい反応からのゴール。クローゼはおそらく投入後ファースとタッチで、これぞストライカー。

激しく、常にチャンスを狙い合い、その基本にパスがある。最後の1秒まで手に汗握る、今大会の最高の2チームによる最高の試合でした。