俗に老舗と呼ばれるお店は、いくらでもあるが、今日はそんな老舗にまつわる話を書きたい。
老舗が老舗たるゆえんは、歴史が長いということだ。その稼業を長いことやっている・・・これは信頼のバロメーターである。
これは日本だけでなく、諸外国でも同じのようであり、海外旅行の際など、老舗の看板に、創業何年と書いてあるのを見かける。
よって、創業何年などと書いてある看板を見ると、おお、老舗じゃないか。と . . . 本文を読む
5/31に三遊亭円楽が寄席にてトリで口演したという。ちなみに、落語の場合、コウエンにはこの字を使う。実に27年ぶりのことだという。
円楽が寄席に出ていないのは、師匠の円生が27年前に協会内の対立から、落語協会を脱退したからだ。円楽も一番弟子として従った、この辺は噺家らしい。
東京の寄席の場合、1ヶ月を上・中・下の三席に分け、各10日ずつ落語協会と落語芸術協会とで持ちまわる。だから、協会にいな . . . 本文を読む