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毎度おなじみ「日本秘湯を守る会」のお宿・・・ではないが、以前から秘湯のお宿に近いお宿として、あえてカテゴリーは日本秘湯を守る会にしたりしているお宿、それが今日紹介する「嵯峨沢館」である。
ロケーションは伊豆の修善寺から少し南に進んだところ、現在は伊豆市、旧町名でいうと天城湯ヶ島になる。国道136号線沿いで、建物は国道と狩野川に挟まれたところになる。
その立地を活かし、建物は2階建てで川に沿って細長く、それを逆手に建物の両端を中心にたくさんのお風呂を設置している。
それを時間帯で男女入れ替えにしたり、貸切にしたりしているが、全て網羅するのは不可能なくらいだ。
いつものようにチェックイン後、まずは男性用になっている露天風呂(トップ写真)に飛び込む。広さは巨大とは言わないが、狩野川が見えるし、開放感は高い・・・
さらに、川沿いの内風呂に展開。細長いプールみたいな形で、この時期はアユ釣りの釣り人も見えたりする。
こちらは、亡き母がお気に入りだったお宿で、亡くなる前に見た蛍狩りをとても気に入っていた。今回もそれを当てこんだが、あいにくの雨でそれは叶わず・・・
その代わり、食事前から後も・・・とお風呂三昧。以前からお気に入りだった蔵の湯が貸切になったことを活用してのんびりと入ったりした。
そして翌朝は、昨日女性用だった露天風呂に入り、さらには内風呂も・・・こちらのお風呂は「目覚の湯」と名前が付いていて、文字通り目覚ましになった。
こちらには、三年ぶりだが、二年前の6月に予約したものの、コロナ禍で休館になり、行けなくなって以来だ。決して小さくはないお宿だが、お風呂の場所も多く、在館中はお風呂でもあまり他のお客様と一緒にならなかった。
温泉は透明でクセがなく、誰にもお勧めできるもの。「源泉湯宿の会」に入っているとか。今回は出発が遅くなり、チェックインタイム早々に・・・とはならなかったが、それでもゆっくり入ることができたのは、こちらのお宿全体を包むゆったりとした空気のせいかと・・・
こちらのお宿は抜群の温泉が最大の魅力だが、魅力はそれだけではない。というところでそれ以外のポイントは別稿にて。
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