アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

吾妻屋の魅力は・・・

2016-10-27 06:00:10 | 日本秘湯を守る会
さて、高湯温泉「吾妻屋」については小生にとっては、ふるさとに帰ったような気分になると書いたが、まさにそんな気分になる。


 毎年、書いているが、建物は快適な設備・・・とは言えないが、不快に感じるようなことはない。また毎年、少しずつ手を入れて設備を直していることもわかる。
 お風呂のリニューアルも大規模だったが、今年は食事処がリニューアルされていたし、ロビーにも写真のような立派な囲炉裏付きのテーブルが・・・また今回、なんとお部屋にWi-Fiが入った。小生のメインスマホが圏外だったので嬉しいぞ。ちなみにFomaプラスエリアはつながっている。

 ロビーにはコーヒーのサービスがあり、セルフで何杯でも飲める。浴衣やバスタオルはセルフで何枚でも替えられる。
 缶ビールやソフトドリンクは、共有コーナーがあり、自己申告で精算だし、お酒の持ち込みも自由。とはいえ、我々はいつもここでワインのハーフボトルをいただくが・・・


 歴史を感じる飾り物や、宿の本館と露天風呂の間にはトップ写真の離れの「あずまや」があり、湯上りに休憩もできる。
 家族経営にプラスアルファという運営だが、それを逆手にとって、いい意味で不干渉になっていることで、実家に帰ったような気分にさせてくれる。

 また、女将のフレンドリーでホスピタリティにあふれた接客は、この宿の名物でもある。今回も、ささやかなお土産をお持ちしたが、写真のようにお刺身をグレードアップしてくれた。こうしたひとつひとつにぬくもりを感じるのだ。
 写真のように福島牛のしゃぶしゃぶも出るが、料理自体は全体に派手なものではないが、不満もなく、刺身・焼き魚・しゃぶしゃぶと並ぶ。


 これに、抜群の温泉があって、土曜日でも飲み物を入れて一人15000円程度で宿泊できる。もちろん東京からだと、距離はあるが・・・
 だが、一泊20000円くらいの宿も普通な中で、コスパもよく、この気持ちよさは得難い。伊〇園や大〇戸温泉物語と比べて・・・と言われると、もはや価値観の問題だが・・・

 最初にこちらに立ち寄ったのが2008年の夏。以来、毎年必ず一度はお伺いしている。すっかり女将さんとも馴染みになってしまったし、我々にとっても恒例行事になった。
 リピーターだらけのお宿だが、それがこのお宿の価値を物語っていると・・・
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