フィギア全日本選手権開幕

さて、毎年この時期になるとマニアとしては血が騒ぐのが、フィギアスケート全日本選手権大会である。一昨年のトリノ五輪をめぐる大激戦や、昨年の真央のとてつもない演技などまだ記憶に新しい。

　そんな今年は、ますます磨きのかかった中野と成長著しい武田に期待である。もちろん、小生としては、ごひいきの村主と浅田舞も・・・って、何人応援してるのか(苦笑)
　とかなんとか言ってるうちに、ＳＰが始まった。何しろこの大会は参加者が多いので、テレビで見られるのは本当に一握りではあるが、それがハイレベルだ。

　最初にいきなり度肝を抜かれたのが水津と鈴木の充実ぶりだ。昨年から一線に復帰した太田と合わせていい演技をしてくれた。ちょっと、西野が残念だったが・・・
　ついで浅田舞だ。心配された体調は戻ったようだが、やはりキレはもうひとつ。しかし、売り物の優雅さではピカイチで、十分に舞ワールドを堪能させてくれた。もう、彼女の演技は点数ではないぞ（萌え～）←ヲタかよ(笑)

　そして、グランプリシリーズでは不本意に終わった澤田亜紀だ。今期の新採点法ではジャンプを売りにしている選手は不利になるケースが多いが、やはり苦戦している。この日の出来は今シーズン一番だったんだが・・・
　苦しんだのは武田もだった。ＮＨＫ杯の勢いはどこへ、ハツラツとした演技が緊張からか消え、ミスが続く。明日のフリーではナナスマイルを見たいものだ。

　そして、村主である。今シーズンの村主はＳＰに苦しんでいたが、やはり、ここ一番の集中はすごい！これといったミスなく６０点台をたたき出した。
　さて、もう一人の注目の中野だが、キビキビ感のある演技はあったものの、やはり緊張からか、ジャンプのミスが響き、村主に次ぐ四位となった。

　代名詞となったドーナツスピンはさらにスピードアップしており、四位だが、好位置というべきか。これが普通の国ならトップ間違いなしなんだろうがなあ・・・（汗）
　さて、もう皆さんご存知のとおり浅田真央のＳＰはあまりに圧巻であった。全日本の得点はインフレ気味だが、それにしても７２点台はすごい。
　
　今年のフリーの仕上がりと、現在のレベル感から見て、浅田真央の二連覇と見るのが妥当と思うんだがどうだろう。
　また、この大会で三位までに入れれば世界選手権に出場できる。三位争いも熾烈だし、安藤だって、一発ミスれば危ない・・・

　世界一激しい争いがいよいよ・・・今からフリーの結果が楽しみである。今夜も萌え～（汗）あっ、そういえば北村明子はどうしたんだろう・・・あっ、出られなかったのね(←完全にマニア)