MVNOの運用により、スマホのランニングコストを抑えている小生であるが、個人的にいえば、なぜというくらいに増加していない・・・
この国の国民が、「物事を変えるということに極端に慎重なこと」もあるが、それ以上にキャリア側の非関税障壁ともいうべきキャリアメールの壁があると考えている。
以前から何度か取り上げているが、ガラケーを中心とした迷惑メール設定がある。スマホでもそうなっているものが多いが、ひとくちで言うと、キャリアメール以外を迷惑メールとして受信拒否する設定になっていることだ。
これをひとつひとつ許可設定することがややこしい・・・っていうか、それができるような人はすでにMVNOしてたりするわけで。
PTAの連絡網などでも、それがネックになっている人も少なくない様子。もちろん、速度面でもMVNOはキャリアより不利なわけで・・・
そんな中、MVNOはキャリアメールを提供できるのかという記事が出ていた。個人的な見解でいえば、あまり意味のある内容には見えなかった。
キャリアメールの意義は、①プッシュ通知、②コンテンツサービスの登録、③迷惑メールにならない、という感じになるが、③は絶望的だからだ。
また②も障壁として高い。小生も薬局で待ち時間短縮のために会員登録しようとして、できなかったことがある。
その一方でもうひとつの記事は格安スマホの限界的な記事だ。実は、この記事にはちょっと問題を感じている。
それは世間が勘違いしている、格安SIMと格安スマホがごっちゃに見えそうだということだ。この記事をお読みになる方なら、この違いはおわかりのことと思うが・・・
まだまだ格安SIMイコール格安スマホと思っているひとが少なくない。というより、スマホの料金という意味で、格安スマホと言っているケースが多い。
この記事ではSIMでなく、端末価格という意味で格安スマホと言っているわけで、ポケモンGOなどにこだわるなら、ミドルレンジ以上の端末にすればよいだけのこと。
たとえば、XperiaとかiPhoneならなんの問題もないわけで。そこに格安SIMを挿せばいいだけのこと、それでもランニングは安いわけだから。逆にいうと、この記事を読んだ人がやっぱり格安SIMはダメだろうって思いそうな・・・
もちろん、高水準の速度にハイスペックなスマホが必要な人にとってキャリアを否定するものではないのだが・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます