
以前から何度も紹介している通り、三鷹市の星のホールは落語にはちょうどいい大きさで、また事務局長の森本さんの番組のチョイスがいいので、よく出かけている。
今回は柳亭市馬の独演会があったので出かけてきた。考えてみると市馬はお気に入りではあるが、このところ聞いていなかったので久しぶりという・・・
さて、会場に着くと例によって「満員御礼」の貼り紙が・・・そして、これまたお約束の終演未定という貼り紙も・・・
まあ、そうは言ってもさん喬のように3時間半なんてことはないだろうから・・・と思い、番組を見ると・・・
開口一番が市坊で、続いて市江、おっ・・・これは前半が辛そうだぞ(汗)
といいつつ、例によって軽妙な森本さんのアナウンスから開演となる。まずは市坊だ。初めて聞くが・・・おっ、口調はまずまずできている。
これは落研出身かな・・・と。始めたのは「一目上り」だ。なかなか悪くないが、さすがにこの時期の昼下がり・・・強烈な睡魔に襲われてしまった。
だが、それよりもさらにきつい睡魔に襲われたのは、次の市江のときだった。この人は・・・と辞めよう、筆が濁るぞ。
ネタは「近日息子」だったが、市馬も師匠として感じるところもあったのか、次の出番の冒頭でチクリと・・・
肝心の市馬の一席目は・・・これが生ではずいぶん久しぶりの「盃の殿様」。いやいやこれは嬉しいなあ。なかなかいい仕上がりは安心して聞いていられるところ。
そして中入りをはさみ、ヒザにフリーの芸人寒空はだかの登場だ。市馬がお気に入りで、よくヒザに使っているが、毎回なんとも力の抜けた軽妙な芸で楽しめる。
いつものように東京タワーの歌を聞いて締めくくり。と・・・ここでお待ちかね市馬の再登場となる。
さてさて、何を・・・と思っていたら「夢の酒」だった。以前もきいたが・・・この日のそれは以前よりまったりした演出だった。
さすがの市馬でもやや冗長に感じるところもあったが、そこはそれ、間違いはなし。しっかりとした展開で、サゲでは拍手喝采。
大満足で帰路についたことはいうまでもない。次回は10月という・・・また行くことになりそうだ。
それにしても市江って・・・(汗)
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