
野方にある「らーめん くまくら」は、スープへのこだわりがハンパなく、お気に入りのお店であるが、先日の記事で期間限定のつけめんを紹介した。
このつけめんは塩と煮干しの二つの味があり、初回はあえて煮干しでいただいたが、その時に、塩を食べていた他のお客さんが絶賛していたので、先日塩をチャレンジしてみた。
なにしろ、こちらのお店の基本は塩で、やはりこちらが保守本流だからと・・・さて、注文に当たり、オプションのトッピングのチャーシュー追加をお願いした。
待つことしばし、出てきたのがトップ写真のこれだ。トッピングで追加したチャーシューが麺の上にあるが、デフォのチャーシューはつけ汁に入っている。
まずは一口すすってみよう。ズズッ・・・おっ、おお、これは・・・こちらのデフォのラーメンである塩ラーメンのスープは絶品だが、このつけ汁は美味しい。
っていうか、これはラーメンのそれを濃くしただけではないぞ・・・と思って、ご主人にお聞きしてみた。
すると、つけ汁にはラーメンと違い、背脂を入れているという。なるほど、この背脂と濃いめのつけ汁がよくマッチし、コクを深めているわけだ。
デフォのチャーシューは細切れでつけ汁に入っている。これを食べながら、つけ汁をよくからめた麺をすする。
なんとも至福のひとときである。これは美味しい・・・よくあるつけ麺って、つけ汁に物足りなさがあるケースがある。
また酢を入れていただくことが多いが、このつけ汁なら何も足さず、そのままいただくのが正しいだろう。
そして完食してからがまたお楽しみの・・・そうスープ割である。
お願いすると、まずつけ汁の余計な分を捨てて、適量にしたうえで、スープで割ってくれる。そしてチラッとネギをちらして提供してくれる。
これがうまくないわけがない。思わず飲み干してしまいたくなる。さすがに、わずかに残したものの、これだけ美味しいスープ割も初めてかも。
ラーメンのスープは極力残すことを心がけている小生、ましてやつけ麺の場合、残ったスープの量によって割った後の味わいやボリュームも異なる。
それが、こちらでは飲み干す程度の適量にしてくれるので、ますます美味しい。これはやはり絶品である。
期間限定というのが惜しい・・・できれば、通年メニューにしてほしいものだが、ご主人一人でのオペレーションでは限界もあるだろうなあ・・・
いずれにしろ、週一は通うペースになっている・・・ますますくまくらにハマっている小生である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます