
立ち食いそばといっても、今ではチェーン店が多く、立ち食いでなく席があるところの方が圧倒的だ。ついでにいえば、駅のホームや構内の立ち食いのお店は、レアになりつつあるような・・・
富士見台の駅前には、富士そばがあるが、少し前に、その近くに文字通り立ち食いのそば屋が開店した。
一度行きたいと思いつつ、いつも混んでいてなかなか行く機会に恵まれなかった。そんな先日、たまたま夕食をあるお店で、と思ったところお休みで、やむなく富士そばかと思ったところ、くだんのそば屋が空いているのを見つけた。
おお、と思い食券機を見ると、肉そばと肉大そばがある。ご主人に聞くと、肉の量の違いと。では肉大にしようと。
何しろ、このお店は「盛盛」という店名だが、看板にはデカデカと「肉」とあるのだから・・・と言ってるそばから出てきた。
そうそう、こちらのお店は出汁の方も薄めや濃いめなど希望して調整できる。今回は濃いめで・・・と他にお客さまがいないせいか、ご主人が親しくお話してくれる。
いわく、薬味のおろしショウガがオススメと。これを入れると・・・確かに味が引き立つ。そして大量の肉だが、なかなか食べ応えがある。
すると、「バラ肉を使っているところが多いですが、うちはロースを使ってます」と。そして肝心の麺だが、やや太目なものの、コシもしっかりしていて味わいがよい。
忘れてならないのは、出汁だ。立ち食いでは、ひたすら塩辛いだけのお店が少なくない中で、しっかりした味に仕上がっている。
普段は、あまり飲まないようにしているが、今回はいつもより多く飲みたくなってしまったぞ。味変で少し入れた旨辛ニンニクもいい感じだった。
その他、いろいろこだわりを感じさせてくれるお話をうかがった。失礼ながら立ち食いで、ここまでこだわっていらっしゃるお店は少ないかと。
肉が多かった上にロースで食べ応えがあるせいか、満腹感も半端なく、大満足でご馳走様と。これはもうリピート間違いなしだ。
ご主人にこのことを記事に上げることを約し、帰路についた。実際に立って食べるといっても、3人~4人がせいぜいという狭いお店だが、またせっせと来たいものだ。
でも・・・次回は肉そばの並にしようっと(苦笑)
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