先日、ひょんなことから思い出したのが、千昌夫の「星影のワルツ」だった。昭和世代の方なら大概聞いたことがあろう。
1966年リリースのこの曲、本人にとっても一番の大ヒットだが、何よりその長命なことは記録にも記憶にも残っている。
何しろ、当時のヒットチャートで、24週間に渡りベスト10に入ったのだ。約半年売れ続けたというこの曲だが・・・
改めて歌詞を見てみると・・・なかなか微妙だ。
「♪別れることは辛いけど 仕方がないんだ君のため 別れに星影のワルツを歌おう。冷たい心じゃないんだよ、冷たい心じゃないんだよ 今でも好きだ死ぬほどに」これで一番が終わりなのだ。短い・・・そして内容がない。
実際に聞いてみよう・・・こちらで聞ける。曲のテンポもゆったりしているが、時代を感じる歌詞でもある。
そんなところで、先日「マツコの知らない世界」でやっていたことを思い出した。いわく、昭和と平成以降の曲の中にある言葉数が全然違うというのだ。
調べによると倍以上の差になっているという。確かにそうだ、紅白で聞いたADOの唱なんかも十分以上言葉が詰まっている。
なんとか追いかけるのだが、それでも歌詞がわからない・・・さらに、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」を聞いた時には、もはや歌詞を追いかけるのも諦めた。
今の環境で、カラオケに行ってなんてことはおよそ想定できないが、今もし職場の若い人と行ったら大変なことになりそうだ。
歌詞を追いかけるのも大変な歌を歌う合間に、「星影のワルツ」、こりゃあある種ホラーだぞ(苦笑) その場面を想像すると寒気すらする。
そんなところで、これまた先日聞いた緑黄色社会というユニットの「ナイスアイディア」には妙にホッとした。
もちろん、令和の曲ではあるが、昭和オヤジが追いかけて歌詞がわかるのだ。なんでもこのユニットの別の曲は音楽の教科書に載っているという。
つまり、耳にやさしいということだろう。ということで、緑黄色社会を推していこうかと思っている小生である。
あ、決してユニットの女性がお気に入りとか、そういうのではないので念のため(←わざわざいうところがアヤシイ)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます