小生の愚娘はなかなか変わっている(苦笑) なかなかお笑いの突っ込みなどもできるし、本人は理科系だと言い張っているが、完全な文科系だったりする。
そんな愚娘が本屋さんで見つけてきた本を紹介しよう。それが「日本人の知らない日本語」という本だ。中身は基本的にアニメだが、内容は深い。
主人公は外国人向けの日本語教師で、そこの学生との日本語にまつわるエピソードの実体験をつづったものだ。
おでん屋の屋台で、「コニャックください」とたずねて断られたが、本人はコンニャクを注文したつもりだったとかのトホホなエピソードがちりばめられている。
だがその一方で、日本語を真剣に学ぶ学生がゆえに、日本人が気が付かない語源に疑問を持ったりして、先生を苦しめたりしている。
一方で、日本人が結果的に外国人の学生にトホホな指導をしてしまっているという話にはドキリとさせられてしまった。
敬語の宿題テストを日本人に代わりにやってもらい、おかげでほとんど間違っていたなんてのはもろに笑えなかった。
若者のファミコン語は、もはや尊敬語・丁寧語として市民権を得た感じがあるが、この漫画の中にも、外国人がバイト先で正しい敬語を使用していたところ、「1000円からお預かりします」と言いなさいと直されたなんてあきれたエピソードが出ている。
一番笑ってしまったのは、次のエピソードだ。
先生を探しにきた学校のスタッフが、「先生おられますか」と聞いてきたというもの。
えっ、これっておかしくないよって思った貴方、この言葉のおかしさがわからない貴方、この本読んで日本語を勉強しませんか~
そんな愚娘が本屋さんで見つけてきた本を紹介しよう。それが「日本人の知らない日本語」という本だ。中身は基本的にアニメだが、内容は深い。
主人公は外国人向けの日本語教師で、そこの学生との日本語にまつわるエピソードの実体験をつづったものだ。
おでん屋の屋台で、「コニャックください」とたずねて断られたが、本人はコンニャクを注文したつもりだったとかのトホホなエピソードがちりばめられている。
だがその一方で、日本語を真剣に学ぶ学生がゆえに、日本人が気が付かない語源に疑問を持ったりして、先生を苦しめたりしている。
一方で、日本人が結果的に外国人の学生にトホホな指導をしてしまっているという話にはドキリとさせられてしまった。
敬語の宿題テストを日本人に代わりにやってもらい、おかげでほとんど間違っていたなんてのはもろに笑えなかった。
若者のファミコン語は、もはや尊敬語・丁寧語として市民権を得た感じがあるが、この漫画の中にも、外国人がバイト先で正しい敬語を使用していたところ、「1000円からお預かりします」と言いなさいと直されたなんてあきれたエピソードが出ている。
一番笑ってしまったのは、次のエピソードだ。
先生を探しにきた学校のスタッフが、「先生おられますか」と聞いてきたというもの。
えっ、これっておかしくないよって思った貴方、この言葉のおかしさがわからない貴方、この本読んで日本語を勉強しませんか~
ずいぶん昔、私が新入社員研修を受けた時、「先輩社員と取引先に一緒に行く」というロープレで、「はい、お供・・・つかまつります」と言って爆笑をかった同期女性がいました。
「敬語」はひょっとして「時代がかった言葉」になりつつある・・・?
確かに時代劇などで言っている気もします。
しかし、shimaさんならお分かりのとおり、「おる」という言葉は尊敬語でなく、謙譲語ですから・・・
ただ、私もこの言葉を教えるとき、「時代劇」は笑いのネタですが、「おられる」という表現を尊敬語の意味で使う地方、方言があると聞いたことがあるので、そのことを付け加えます。
「いらっしゃいますか」なら、全国・全世代共通です、と。
おっしゃるとおりですね、考えてみれば時代劇でかかるトホホな間違ったセリフが多く、それが正しいと思ってる人も多いという・・・
しかしさらにさすがだと思ったのは、謙譲でなく尊敬語で使っている地方があるということ。いやあ、勉強になります。ありがとうございます。