アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

すてきなショートストーリー

2013-04-30 05:30:16 | つれづれ
先日、電車に乗っているときに久しぶりにいい風景に出会ってしまった。


 席に座っていた小生、隣には黒のスーツ姿の女性が座っていた。若くて素敵な感じだったが、インナーの佇まいから見て、いわゆる就活ではない雰囲気ではあった。
 ちなみに、貼り巡らせた写真はあくまでイメージ写真なので念のため・・・

 途中の駅で乗ってきた老齢の女性、小生の母親よりはかなり若い雰囲気であり、比較的お元気に見えたが、その女性すっと立ち上がり、席を譲った。
 その立居ぶるまいは極めて自然で、いつもそうしているかのようなナチュラルさと上品な空気を漂わせていた。

 おお、なかなか偉いなあ・・・と思っていたが、そこからさらにもうひとつの展開が・・・席を譲った女性、手持ちのバッグのほかに大きなバッグを持っていた。
 席を譲られた女性は、その大きなバッグをどうぞひざの上にと声を掛けていたのだ。お年寄りを悪く言う意図はないが、譲られるのは当然とばかりにお礼の一言もない方や、座った後はもはやしらっと・・・という方が多い中、この女性も素敵だなあと。


 するとスーツの女性、「あ、これはかなり重いですから」と辞退しながらも、それでも・・・という申し出に、バッグをお願いしていた。
 やがて、老齢の女性の隣の席が空き、スーツの女性が隣に座り、バッグを戻しながら、二人の親しげな会話が始まっていた。

 まるで、以前から知り合いだったかのような・・・いい空気だった。もちろん、噺の中身までは小生は聞いていないんだが・・・
 4月28日のことであり、ことによるとスーツ姿の女性は田舎に帰りながら、田舎での就活に行く途中だったのかも知れない。

 このお嬢さんなら、きっと就活は大丈夫だろう・・・あっ、いやそれどころか、小生の職場でほしいぞ。一発で採用するぞ・・・小生が偉いさんだったら(苦笑)
 なんてことを思ってしまうひとときであった。もちろん、このショートストーリーのもう一人の主演女優(汗)の女性もなんとも素敵で、こういう歳を取りたいものだと思ってしまった。

 気が付けば、怒りっぽくひがみっぽくなっている小生、ダメだなあ・・・って。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 柳家三三独演会 | トップ | ミス韓国は誰だ・・・どれだ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つれづれ」カテゴリの最新記事