アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

ロスジェネの逆襲

2013-09-16 05:25:24 | つれづれ
半沢直樹もいよいよ最終回を残すばかりになったが、原作を書いた池井戸潤氏の著作もバカ売れしているという。その最新作「ロスジェネの逆襲」を先日読んでしまった。

 内容について、書くのはご法度だろうが、ちょうどテレビドラマの半沢直樹の次の展開って感じになっている。
 これまた最後までどんでん返しがある面白い小説であった。そして、今回も人事を巡って激しいやりとりがある。

 テレビを見ていて、小生身につまされて泣いてしまったことも何回もあったが、小説の中ではもっと陰湿で、激しいやりとりになっている。
 ドラマだけにオーバーな演出かと思いきや、小説の中ではどうしてどうしてもっとエグイことが書かれている

 池井戸氏自身が銀行に勤務していたことがあるだけに、リアルなものになっているのは当然というところか。
 テレビドラマでもわかるとおり、半沢直樹は真にお客様本位で行動し、組織の論理に流されていない。

 詳細を書くのは妥当でないし、単なる愚痴になってしまうが、紹介させていただくと、小生もいささか納得いかない経験があった。
 取引先の方と大切な打ち合わせがあり、そちらに出かけていたときのことだ。午後からその時の担当役員とのミーティングがあったのだが・・・

 突然、その外出先に上司から電話が入り、「取引先と役員とどっちが大事だと思ってるんだ、すぐ戻って来い!」と怒鳴られたことがある
 もちろん午後からのミーティングはわかっていた上での行動だったが、上司にとっては、ミーティングの前に小生が何をしゃべるのか気になっていた様子。



 まあわからんとは言わないが、どうしても納得できなかったのが、「取引先と役員とどっちが大事だと思ってるのか」という価値観だった。お客様より会社組織を優先する論理・・・小生の中では納得できないものだ。
 ただ、小生は自分の能力はさておいて、かつて自分に行われた理不尽な異動について、この小説を読み、やはり小生にとっても他人事ではなかったのかなと

 それでも次こそ・・・と頑張ってきたつもりだったが、何をどう頑張ろうと、会社のいう成果を挙げようと、会社が小生を評価するつもりがないことがわかった今、すっかり開き直っている。いや何、窓際を気取ろうとは思わない。
 むしろ崇徳院の心意気で、今は勤務している。

 ときに、HISのキャンペーンでこんなのがあったどう考えても便乗そのものだが、「感謝の気持ちで倍返し」って・・・(苦笑)
 さあて、小生もそろそろ倍返しをしなくっちゃ・・・もちろんネタはあるぞ。がんばらなくっちゃ。いよいよ窓際の逆襲だ。
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