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アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

八ゑ馬の会

2013-09-16 06:00:05 | 落語
以前小袁治の会に出かけたことがある。その後の打ち上げで八ゑ馬と連絡先を交換した。その後、連絡をとりながら、職場でプチ落語会をやってもらうはこびになった

 鈴々舎馬風の弟子ながら上方落語をやる八ゑ馬。事前にお願いしたのは50分くらいで2席をやってほしいというリクエスト。
 本当に手作りの会場で、20名程度の会場だったが、場内は素人前座のおかげで、ほどほどに準備が整っていた様子(苦笑)。

 さて、八ゑ馬が登場である。一席目はまったりとマクラで温めながら、始めたのが「時うどん」時そばと基本は同じだが、成功者を見て別の第三者がミスる江戸版に対し、最初の成功の時は2人連れで、それを翌日一人でやるというパターン。
 そして、このまま二席目に入った。

 何をやるのかワクワクしていたが、始めたネタは・・・えっ、こ・これは・・・? もしや・・・という感じで、生では初めて聞いた「幸助餅」であった。
 本人も、ほとんどやる人がいないと言っていたが、稽古も苦心していた様子がうかがえる。その稽古の積み重ねが仕上がりに効いていた雰囲気で、場内はすっかり噺に魅入られていた。

 いやあ、失礼ながら嬉しい誤算である。上方の二ツ目が、ここで珍しい人情噺で勝負してくるなんて・・・しかも素晴らしい出来だった
 かくして大満足の二席。予定の時間を少し超えたが、誰も不満を述べる人はいなかった。

 さあて、ここからはお楽しみの打ち上げである。来場者の有志と近所の居酒屋でわいわいやりながら、落語談義で盛り上がる。
 ひいきの旦那ではないが、こうした若い二ツ目の噺家さんを囲み、勉強会的にやっていただく。そして打ち上げで盛り上がる・・・なんとも嬉しいご縁だ。

 またの機会をぜひ・・・なんて思いつつ、帰路についた。八ゑ馬は、会場まで自転車で来ていた。この辺もまた二ツ目らしいところだ。
 今後の成長にも期待したいなあ。


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2 コメント

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え~ (キョウコ)
2013-09-16 08:37:14
楽しそう!!

次は呼んでくださいねっ
返信する
もちろんです ()
2013-09-16 08:42:26
キョウコさん
今回は平日でスタートが早かったんで、ご案内できなかったんですが、次の機会にはぜひ。またお願いします。
返信する

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