アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

マツダCX-8の価値は・・・

2017-09-25 06:00:09 | 車ネタ

以前からこのブログでは言及しているが、マツダというメーカーは国産車のメーカーとしてはユニークな路線を走っている。

 

 日本では猫も杓子もハイブリッドで、ようやくEVが本格的に入り始めたところ。いわゆる普通車で、ディーゼルを主力にしているのはマツダだけだ

 と言っても、日本ではユニークだが、グローバルなマーケットでいうと普通な車作りをしているメーカーということになる。

 

 EUや中国でのEV化路線は別として、現時点でのグローバルな環境でいえば、ハイブリッドは発展途上国などでは人気がない。

 それは、メンテが大変で電池交換が高くつくからだ。その点では、欧州などでもそうだが、ディーゼルがクリーンで低燃費なため人気があるというのが本当のところ

 

 さて、そんなマツダのSUVとしては国内ではCX-5というのが旗艦だったがアメリカ向けのモデルとしてCX-9というフルサイズのものがあった。

 ただ、いかにせよ全幅約2mというボディは国内向けのモデルとしては・・・で、このCX-9をリサイズした形で国内向けモデルとしてCX-8というのがリリースされた

 

 このモデル、全長4900mm×全幅1840mm×全高1730mmと国内で取り回すのはギリギリのサイズだが、アメリカ向けモデルより全長も全幅も小さくなっている。

 最小回転半径は5.8mという。小生のフェラーリ(おいおい)5.1mだから、それよりは大きいが、最新型のトヨタカムリの5.9mよりは小さい。

  

 ちなみにホイールベースはCX-9と同じだという。

 このボディで大人7人が普通に座れる三列シートを実現したという。全長からして定員乗車のラゲッジスペースはミニマムだが、それでもそれなりに使える様子。さらに燃料タンク容量は72LCX-9と同じという

 

 シートアレンジは二列目が3名用の7名乗車と二列目が2名乗車の6名の二つのバリエーションがある。

 さて、このモデル・・・どう見るべきか。まずエクステリアだが、全高が高い割に全長が長いせいで、スタイリッシュに見える

 

 ワンボックスのそれと比べれば、ノーズが長く背が低い分、スペース的には不利なんだが・・・一方で、いざというときには67名が乗れるのはメリットだ。

 逆にいえば、それをカバーするルーフトランクなどを用意すれば、多彩なアレンジが可能だろう。

 

 そして、もうひとつのポイントは、このモデルエンジンが2.2LのディーゼルだけというところCX-5のそれをよりパワーアップしているという。その狙いも面白い。

 よって、72Lの燃料タンクと合わせて、満タンで1000km走行が可能という。これは魅力的だ。

 

 ということで考えると、普段は三列目をたたみ、巨大なラゲッジを活用できる大型ワゴンとして使用し、秘湯めぐりなどにはゆったりツーリングができそうだ。

 その上で、孫などを乗せるシーンでは三列目が活躍する・・・というイメージが浮かぶ。子育て全開のファミリー層だとワンボックスがほしくなるだろうが、オヤジ世代にはこのモデルがしっくりきそうだ

 

 そうそう、ワンボックスの高い視点からの運転は大変だが、このモデルなら乗用車ライクに使えそうだ。

 って、買う気になっているわけでは・・・だが、魅力は高そうだなあ。

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